2020年8月19日 PJA NEWS)

ハワイで世界最大の海軍演習RIMPAC開催!日本など10ヵ国参加(動画付き)

前回記事)
海自「いせ」「あしがら」ハワイ到着!RIMPAC参加へ(写真付き) (2020年8月8日)
https://pattayaja.com/2020/08/08/13432/

2020年8月17日、米国のハワイで世界最大級の海軍軍事演習「RIMPAC2020」が開催されました。

RIMPACは1971年から隔年で開催されており、今年は第27回となります。日本の参加は、今回で21回目です。

以下は、前回の2018年のRIMPACの様子を伝える動画です。

今年のRIMPAC2020は武漢ウイルスの影響で、陸上に上がっての演習は実施されず、海上での対空戦、対水上戦、対潜戦訓練等が実施される予定です。

日本の海上自衛隊からは護衛艦「いせ (JS-Ise DDH-182)」「あしがら (JS Ashigara DDG-178)」がハワイに派遣され、RIMPACに参加しています。以下は護衛艦「いせ (JS-Ise DDH-182)」がハワイの真珠湾に到着した際の写真です。

(「いせ (JS-Ise DDH-182)」から見る
米国ハワイ真珠湾の戦艦ミズーリ記念館
写真:防衛省海上自衛隊)

今年のRIMPAC2020には10ヵ国が参加、艦艇が22隻、潜水艦が1隻、人員は約5300人が参加して行われています。10ヵ国の参加国は米国を中心に、オーストラリア、フランス、カナダ、日本、韓国、ブルネイ、ニュージーランド、フィリピン、シンガポールの10か国です。

RIMPAC2020の開催に際し、米海軍第3艦隊のScott D. Conn司令官は挨拶で

「艦船や人員を急に派遣し増加する事は出来ても、信頼は簡単には増すことはできません。このRIMPAC2020に参加する素晴らしいチームは、これからの2週間で関係を深めて信頼関係を構築し、共同に立ち向かう能力を共に高め、人為的なものや自然災害を含め、どのような危機にも対応する能力を得ます。」と語りました。


(RIMPAC2020の開催挨拶を行う
米海軍第3艦隊のScott D. Conn司令官)

以下は、RIMPAC2020の模様を伝える写真です。

(2020年8月17日
米国ハワイ沖でのRIMPAC2020にて

米海軍のUSS Essex (LHD 2)から見る
オーストラリア海軍:HMAS Arunta (FFH 151)
韓国海軍:Chungmugong Yi Sun-Sin (DDH 975)
米海軍:USNS Henry J. Kaiser (T-AO 187)
写真:米海軍広報専門官John McGovern)

(2020年8月17日
米国ハワイ沖でのRIMPAC2020にて

米海軍のUSS Dewey (DDG 105)が
砲撃演習でMK45(5インチ)砲を放つ模様

写真:米海軍広報専門官Deirdre Marsac)

(RIMPAC2020に参加している
日本の海上自衛隊の紹介資料
資料:米海軍
)

(RIMPAC2020に参加している
海上自衛隊「いせ(DDH 182)」紹介資料
資料:米海軍)

(RIMPAC2020に参加している
海上自衛隊「あしがら(DDH 178)」紹介資料
資料:米海軍)

PJA NEWSでは今年のRIMPACからも、今後も海自の活躍する姿などの写真が得られれば続報の予定です。

現在、日本に対しても中国共産党政府による尖閣諸島への侵略の意図が明確となり、日本は国防の問題に直面しています。

アジアでも中国の武漢ウイルスの影響で各国が苦しむ中で、中国が軍事的威圧と侵略行為を行っているため、周辺の多くの国が主権が脅かされ、領土、領海、領空、そして国民とその財産の安全も脅かされている中にあります。

そのような中で、米国の米海軍を中心として、民主主義陣営の各国が集まって、世界最大規模の海軍軍事演習「RIMPAC」を共同で行い、各国の連携の強化を行う事には大きな意味があります。

その状況の中にあって日本の防衛省の海上自衛隊は、米国をはじめ民主主義陣営の各国と協力して、国防のための尽力を行っています。

日本においては、国防の問題を認識する事が必要

中国の武漢から広がっている武漢ウイルスにより、現在は日本や米国の一般市民にも甚大な被害が出ています。同時に米軍にも大きな被害が出ており、在日米軍においても高官も含めて感染者が多く出ています。しかし、このような折も中国共産党政府によるアジアへの覇権主義が止まるわけではありません。むしろ軍事的挑発は高まっており、国防においての危機を迎えています。

日本としては非常に心配される現状となっています。日本ではこれまで、多くのメディアがこのような国防の問題を大きく取り上げる事は少なく、国民で議論をする以前に、そもそも多くの日本国民は、このような問題が起きている事を知らない状況にありました。

しかし危機がより大きくなってきた現在、ようやく日本でもこのような問題が報じられるようになり、この問題意識も高まりつつあります。

覇権主義を膨脹させ脅威を増している中国共産党政府の動きを牽制し、日本を含めたインド太平洋地域の安全を確保するために、米軍、日本の防衛省の自衛隊、そして関係各国の必死の尽力が行われています。

PJA NEWSでは、多くの人がこのような現実をまず知ることができるよう、積極的にこのような問題や取り組みについても掲載し伝え、米軍、自衛隊の取り組みを応援しています。

以下にPJA NEWSの過去記事として、日本と米国を守るために尽力する米軍や日本の自衛隊の取り組みを伝える記事や、この中国共産党政府に侵略された国の人がどうなったかを伝える記事などの過去記事を掲載します。

タイ)独占取材!米軍の慈善活動に自衛隊が参加、米軍から称賛の声
https://pattayaja.com/2020/02/27/8838/

東シナ海で米軍実質空母Americaと海自あけぼのが日米合同訓練!中国を牽制
https://pattayaja.com/2020/04/12/10163/

アンダマン海で米海軍Gabrielle Giffordsと海自てるづきが日米共同訓練
https://pattayaja.com/2020/04/09/10060/

中国共産党に侵略された悲惨、その告発を日本人が漫画に(漫画付き)
https://pattayaja.com/2019/09/09/6254/

”中国に消された”国の実情を漫画に!「その國の名を誰も言わない」
https://pattayaja.com/2019/09/23/6560/

新疆ウイグル、収容者数百人を目隠しで護送か、動画流出(動画付き)
https://pattayaja.com/2019/10/07/6890/

在日ウイグル人、日本での中国共産党の脅迫を告発!漫画が反響
https://pattayaja.com/2020/08/06/13365/

<日本語版:漫画>
「私の身に起きたこと
~とある在日ウイグル人男性の証言2」
(2020年7月31日)
漫画は以下からご覧いただけます。
https://note.com/tomomishimizu/n/neac6083dd4e6
※作者の清水ともみさんに許可を得て、表紙のみ引用しています。

<日本語版:漫画>
「私の身に起きたこと」
~とあるウイグル人女性の証言~ (2019年8月31日)

漫画は以下から自由にご覧いただけます。
https://note.mu/tomomishimizu/n/nfd4c33d0fcdf
(作者の清水ともみさんから許可を得て掲載しています)

<日本語版:漫画>
「その國の名を誰も言わない」

漫画は以下から自由にご覧いただけます
https://note.com/tomomishimizu/n/ned24c90d3db1

(作者の清水ともみさんから許可を得て掲載しています)

<日本語版:漫画>
「香港に栄光あれ」(2019年12月20日)
漫画は以下からご覧いただけます。
https://note.com/tomomishimizu/n/nf3ce56eff9aa

このデモ隊のテーマソング「香港に栄光あれ」。

この歌を歌う模様を伝えた日本のANN Newsの2019年9月15日のニュース動画が以下のものです。

日本では残念ながら、この歌の趣旨や、中国共産党政府に支配された香港の人たちが、決死の思いで歌う歌の思いは、ほとんどの人に伝わっていません。

だからこそ上記のマンガの「#祈戦」の冒頭にあるように、「日本の渋谷のハロウィンのバカ騒ぎ」ぐらいに思われている事がほとんどなのです。

<マルティン・ニーメラーの詩
「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき<Als die Nazis die Kommunisten holten>」より(*)」>

「ナチスが共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった。
 私は共産主義者ではなかったからだ。

 社会民主主義者を牢獄に入れたとき、私は声をあげなかった。
 私は社会民主主義ではなかったからだ。

 労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった。
 私は労働組合員ではなかったからだ。

 ユダヤ人たちを連れて行ったとき、私は声をあげなかった。
 私はユダヤ人ではなかったからだ。

 そして、ナチスが私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は誰一人残っていなかった」

上記はナチス時代のドイツの牧師で、ナチスの教会に対する国家管理への反対をしたことによってナチスに捕らえられ、1937年から1945年にザクセンハウゼン強制収容所とダッハウ強制収容所に収容されたマルティン・ニーメラーの言葉です。

上の言葉は、このような議論をする時に思い出させられる言葉です。

(*)マルティン・ニーメラー

マルティンはナチスに強制収容所に8年間収監された後、ホロコーストで殺される事を免れて生還しました。

その後、自分には関係がないと声をあげなかったことが、いかに愚かな事だったかと再三にわたりスピーチを行っており、その言葉の日本語訳が上記のものです。
この
スピーチは相当数にわたり行われており、内容は都度微妙な違いはありますが、ドイツ語で行われた際のスピーチの原文の一つ以下の通りです。

Als die Nazis die Kommunisten holten, habe ich geschwiegen, ich war ja kein Kommunist.

Als sie die Sozialdemokraten einsperrten, habe ich geschwiegen, ich war ja kein Sozialdemokrat.

Als sie die Gewerkschafter holten, habe ich geschwiegen, ich war ja kein Gewerkschafter.

Als sie mich holten, gab es keinen mehr, der protestieren konnte.

マルティン・ニーメラー(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%BC

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