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PJA NEWS)米司法省、タイが舞台のマネロン等容疑で訴追





PJA NEWS)2018年10月26日

米国時間の昨日10月25日、米国司法省は、シンガポール人の自称実業家Tan Wee Bengを訴追し、国際指名手配として公開して、米国FBIや米国大使館への情報提供を呼び掛けています。

以下は米国司法省の昨日のリリースです。(以下のリンク先は米司法省のサイトとなります。)
https://www.justice.gov/usao-sdny/pr/manhattan-united-states-attorney-announces-charges-against-owner-and-director-singapore

同時に米国FBIも国際指名手配犯として以下の通りリリースしています。(以下のリンク先は米FBIのサイトとなります。)
https://www.fbi.gov/wanted/counterintelligence/tan-wee-beng

 

資料:米FBI

米司法省及び米FBIの現地時間昨日の発表によると、Tan Wee Bengは主にシンガポール、タイ、香港などでフロント企業等を使って、北朝鮮のためにマネーロンダリング、銀行詐欺などを、少なくとも2011年から行っていたという容疑により国際指名手配されたものです。
Tan Wee Bengはシンガポールの貿易を行っているとする法人である”Wee Tiong (S) Pte Ltd”社の主要株主兼役員であり、この法人を使って犯行に及んでいました。

既に各国で報道が始まっていますが、報道によると、Tan Wee Bengは成功した事業者の体で東南アジアでふるまっており、それを拡散するネット記事なども多くあり、多くの人が騙されていたということです。
また、同氏の”Wee Tiong (S) Pte Ltd”社は船舶も所有し、東南アジアでの貿易を装ってマネーロンダリングや銀行詐欺、米国の制裁回避を行っていましたが、各国報道によると、その大部分はタイとの取引であり、同氏はネット上でも”(輸出入している)米はタイ産がメインだ”と語っています。

Tan Wee Bengについての情報は、上記のリンク先にある米国の司法省の担当連絡先や米国大使館でも情報提供を求めていますので、何かご存知の方はぜひ情報提供をお願いします。
もし米国の大使館や司法省、FBI等の連絡先に連絡する際に、英語でのやり取りが苦手という事がありましたら、PJAでお手伝いする事もできます。

 

今回の指名手配は、舞台が主にタイでの大規模なマネロンや制裁回避の事件のため、タイでも知識人の間では話題となりそうです。

それにしても、マネーロンダリングなどが疑われる多くの詐欺師の特徴の一つに、ビジネス上の成功者で成金を装うというのがあるのですが、このTan Wee Bengも同じ特徴があります。

ネット上には今も、同氏がフェラーリと共に写った写真を載せて、成功者だと持ち上げる提灯記事が多くあります。
以下などは、そのような記事の一つです。
http://www.stjobs.sg/career-resources/others/savouring-the-sweet-taste-of-success/a/144780
(上記ウェブは昨日の国際指名手配を受けて削除される可能性が高くなっていますので、以下に魚拓も掲載します。)
https://megalodon.jp/2018-1026-1714-01/www.stjobs.sg/career-resources/others/savouring-the-sweet-taste-of-success/a/144780

今回は北朝鮮の制裁回避のためのマネーロンダリングの国際指名手配ですが、タイのような国では、日本からのマネーロンダリングが疑われる事件も頻発しています。

現状、日本からタイへのマネーロンダリングが疑われる事件で特に多いと感じるのは日本で違法な行為で得た表には出せないお金を、現金で飛行機の手荷物でタイに多数に分けて持ち込んだり、タイの大手不動産デベロッパーの物件を利用して日本人が不動産を買ったかのようにしてタイに送金し、そのタイに移動したお金を元にタイで事業を行って、それが全然儲かっていなくても儲かったかのように装って、その収益だとして表にお金を出し、ロンダリングする手口です。

 

以前は金などの貴金属で持ち込むという話もあったのですが、今は金などの貴金属を手荷物で持ち込んで消費税分を脱税して儲ける手口が有名となって、各国とも税関のマークが非常に厳しくなっていますので、貴金属で持ち込んでのマネーロンダリングの話は減っていると感じられます。
逆に言えば、各国の当局が本気で取り締まれば、このようなロンダリングは激減させることができるという事でもあります。

日本では高齢化が進み、今は振り込め詐欺などの被害が頻発しているので、ロンダリングする闇のお金の出所は、それこそ振り込め詐欺により得た闇の収益などが多くなっていそうですから、これも社会問題ですね。

このような手口の話に巻き込まれないようにご注意下さい。

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