PJA NEWS)2018年10月27日
日タイハーフのDJの女性が、子猫を虐殺する動画を配信した事件がタイで大きな話題に
2018年10月22日
Bangkok Post) DJ accused of dark web cat killing
(DJの女性、闇サイトでの猫殺しについて告発される)
https://www.bangkokpost.com/news/general/1562090/dj-accused-of-dark-web-cat-killing
タイ現地で現在話題のニュースです。
日本とタイのハーフのタイ人で、DJを職業とする30歳の女性が、仮想通貨のビットコインで報酬を得て子猫を虐殺し、その虐殺の動画を闇サイトで流していた事件がありました。
このような仮想通貨による収益を目当てとした子猫の虐殺が、あまりにもむごいとタイの世論で大反響となり、動物愛護団体などを中心に、警察へ本件の立件を求める動きが活発化しています。その警察への告発が続いているというのが、上記のバンコクポストの記事の概要です。
そして10月25日の金曜には、以下のような報道が始まりました。
2018年10月25日
警察が動物虐待の証拠となる本を押収
https://pet.kapook.com/view201250.html
タイ警察は、当初は動くことに難色を示していましたが、あまりの反響の大きさに、本人の呼び出しなどをし捜査する動きとていました。
この事件についてタイ警察は、以下の現地報道によると、DJ女性の自宅で人間、動物の両方への虐待の仕方を表す日本の本を押収し、これが動物虐待の罪に問う証拠となるとしています。
本については、報道で公開することはできないような内容とのこと。
警察は証拠を元に、逮捕状の請求を行うという趣旨が報道されています。
タイでは動物愛護も含めて、高い倫理観が求められます。
匿名性の高い仮想通貨のビットコインによる収益のために、闇サイトで子猫を虐殺し、その動画を流したのであれば、批判を浴びるのは当然と言えるでしょう。
一方で、タイでは動物愛護の法整備が未成熟で、なかなか金目当ての動物の虐殺でも止める事が出来ないのもわかる報道です。
日本人としては、このようなニュースで”日本の虐殺の仕方を開設した本”などと大きく報道されているのは、日本のイメージが悪くなりそうで心配なニュースです。
当たり前ですが、日本に虐殺の本があふれているわけもありませんし、動物愛護の精神が旺盛な優しい人が多い国ですから、日本のイメージを良く持ってもらえるように、私たち日本人も動物愛護も含めて、良い行動を心がけないといけません。
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