PJA NEWS)2018年10月29日
パタヤで外国人不法就労者18人逮捕
タイのパタヤの現地ニュースをお送りします。
Pattaya Mail 2018年10月26日)
18 foreigners arrested walking street immigration raid
パタヤのWalking Streetでイミグレ法違反の外国人18人逮捕
http://www.pattayamail.com/news/18-foreigners-arrested-walking-street-immigration-raid-227922
この現地ニュースの概要は以下の通りです。
Walking Streetでイミグレーションの大規模な検査があり、韓国人一人を含む18人が逮捕された。
10月17日夜10時半頃、イミグレーションは”外国人X-Ray作戦”の一環として、ウォーキングストリートでも外国人約400のパスポートチェックを実施した。
一連の取り締まりにより、韓国人1人が労働許可を取らずに不法就労していた容疑で逮捕された。
他にもインド人二人が2年9か月、パキスタン人が3年半、ビルマ人が1年半のオーバーステイで逮捕、カンボジア人4人がタイへの不法入国で逮捕されるなどした。
被疑者は今後は送検や国外退去の手続きのため、管轄の警察署に送られた。
上記が地元ニュースの内容です。
”Operation X-Ray foreigner”(外国人X-Ray作戦)は、現在タイ政府が積極的に進めている外国人の不法就労や不法滞在の取り締まり強化の取り組みです。
このためバンコクでも、パタヤなどタイ各地でも、外国人の違法就労や滞在への取り締まりが強化されています。
ただ、この作戦名の呼び方はそれぞれ異なり、以下のバンコクポストなどは”outlaw foreigner”を319人逮捕したと報じています。
(Bangkok Post 2018年10月6日)
“Outlaw” raids snare 319 foreigners
319人の外国人が取り締まりで逮捕される。
https://www.bangkokpost.com/news/general/1552890/outlaw-raids-snare-319-foreigners
このように現在、タイでは不法就労や不法滞在の外国人の取り締まりが非常に強化されています。
タイの現地でタイ政府側の方々ともお話をしていると感じますが、このような取り締まりが政府をあげて強化される背景には、外国人にタイの富が奪われているのではないかと考える人がタイの世論に一定数いるという面もあります。
来年の2月末にはタイで選挙も実施が予定されている中、タイ政府も世論を無視するわけにもいきません。
なお、タイでは日本人でも、観光ビザやリタイアメントビザ、家族ビザなどでタイに入国し、労働許可を得ずに不法就労している人間がいるというケースは一部に耳にします。
当然ながらこのような行為は違法就労行為として刑事罰で罰せられる行為ですから、このようなことがないように気をつけましょう。
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