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PJA NEWS)国王陛下の戴冠式は「総選挙後」に





PJA NEWS)2018年12月5日

国王陛下の戴冠式は「総選挙後」

タイのラーマ10世国王陛下の戴冠式は、来年2月に予定されている総選挙の後となる見込みである事が報じられています。

以下はタイ現地英字メディアのKaosod Englishの昨夕の記事です。

Kaosod English)Coronation to come after election Prayuth says (2018年12月4日) 
Kaosod英語版)戴冠式は総選挙後、プラユット首相が発表
http://www.khaosodenglish.com/politics/2018/12/04/coronation-to-come-after-election-prayuth-says/

プラユット首相は昨日の12月4日火曜、国王陛下の戴冠式は近日中に行われるであろう見込みを語りました。

ただ、その時期については国王陛下の判断によるものとして、プラユット首相は明言しませんでした。

記者会見で、国王陛下の戴冠式は来年2月に予定されている総選挙より前か後かを尋ねられたプラユット首相は、2月の総選挙が先で、その後に国王陛下の戴冠式となるだろうという見込みを語りました。

これが、報道されている内容の概要です。

 

タイでは昨年6月にプラユット首相が、新国王陛下の戴冠式は来年2月に予定されている選挙の前に行われる見込みだと語っていました。

これにより、国民が団結して御祝いをする新国王陛下の戴冠式の日程が、国民が選挙で意見を戦わせる来年2月の選挙の日程と近くなる見込みとなっており、これにより混乱が生じないかという意見がタイ世論で出ていました。

昨日のプラユット首相の発言は、これを受けて、総選挙の後に戴冠式となる見込みを語ったものと考えられています。

しかしながらプラユット首相も語る通り、タイの国王陛下の戴冠式の日程は、国王陛下自身で決定されるものであり、現状まだ日程は発表されていませんから、確定的な日程というのはありません。

 

タイ現地の目線で見ると、タイの国民の団結において、タイの国王陛下や王族は非常に重要なファクターです。

実際にタイの街中を歩くとわかりますが、どこの町にも、タイの歴代の王様の写真や絵画などを販売しているお店がありますが、そのような商売が成り立つほどに、王家への敬愛は大きいわけです。

これは日本で言うと、歴代の天皇陛下の写真を販売しているお店が、日本の主要なショッピングモールのそれぞれにあるようなものなので、日本との違いを感じますね。

新国王陛下の戴冠式の日程がいつになるか、昨日のプラユット首相の発言により、世論の注目が集まっています。

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