2018年12月10日
PJA NEWS
タイ報道「日本はHuawei、ZTEを政府調達から排除！」
本日のタイ現地の大手英字紙のBangkok Postで本日、日本政府が中国のHuawai、ZTEを、政府調達から排除する事が報道されました。
Bangkok Post)Japan excludes huawai ZTE from govt procurement (2018年12月10日)
Bangkok Post)日本、HuawaiとZTEを政府調達から排除
https://www.bangkokpost.com/news/world/1591058/japan-excludes-huawei-zte-from-govt-procurement
報道は共同のニュースがニュースソースですので、日本で報道されている通りに伝えられています。
報道では、日本の同盟国であるアメリカが、既に2社を、米国政府のインフラで取り扱い禁止としている事、オーストラリアが次世代モバイルネットワークから2社を排除している事、カナダはアメリカの要請を受けて、Huawaiの創業者の娘でありCFOの孟晩舟氏をバンクーバーで逮捕し、身柄拘束を行っている事などを説明しています。
報道内容を読むと、共同ニュースのソースではあるものの、きわめて客観的で端的にアメリカ、カナダ、オーストラリアの動きが日本の動きとともに説明されていて、わかりやすい報道内容となっていますね。
通信機器は国の情報網の要ですから、ここは各国の情報戦の最前線となります。
自国を守るために、アメリカやオーストラリア、カナダが、問題の中国メーカーのHuaweiやZTEなどを排除しており、日本も事実確認の上でこれに同調した事が伝わります。
アメリカ政府と比べると、日本政府の各機関はこのような情報戦の意識や認識などは低いと感じます。
その一方でタイ国内でタイ政府の方々とお話をしていると、おそらく日本以上に、このような情報戦への意識、認識は平均的に低いだろうと感じます。
タイでもメディアで、各国の動きが報道されているのを見て、その認識が一般の人においても高まっていくのか？興味がわきますね。
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