PJA NEWS) 2018年12月23日
本日、不気味な”霧”がパタヤを覆う。この正体は!!
パタヤのローカルニュースです。
本日のパタヤ現地英字メディアのPattaya Oneが、パタヤを不気味な”霧”が覆っている事を報じています。
Pattaya One)Mysterious ‘dangerous’ dust cloud covers Pattaya (2018年12月23日)
Pattaya One)神秘的で「危険な」埃がパタヤ全体を覆う
https://pattayaone.news/en/mysterious-dangerous-dust-cloud/
(写真:Pattaya One)
上記の写真は、パタヤのスクンビットの霧の様子を撮影したものですね。
本日、パタヤの北部、中部、南部、鉄道エリアまで含めて、パタヤ全体を巨大な”霧”のようなモヤが覆っています。
これについては当初から、霧なのか、煙なのか、埃なのかわからず、騒ぎになっていました。
その霧の正体は!?
今週はバンコクを中心に、PM2.5などを含む汚染大気の広がりが酷く警報まで出されており、パタヤのこの霧のようなものは、その汚染による”汚染スモッグ”だと考えらています。(正確には、大気汚染粒子SPMというべきでしょうが、わかりやすく”汚染スモッグ”と表記します。)
しかしながらパタヤのあるバンラムンでは、バンコクのようなPM2.5の汚染スモッグの警報は出されていませんでした。
パタヤのこの汚染スモッグからは、すでに基準値を超えるPM2.5が検出されており、この汚染スモッグを吸い込むことは危険です。
この汚染スモッグのエリアは、出来るだけPM2.5の吸引を防ぐことが出来るマスクをし、大量に吸い込まないように注意されて下さい。
特に体の小さなお子様などは、外で遊ぶなどないように気をつけられてください。また妊婦の方なども同様に子どもへの影響が大きいため、注意が必要です。
今日のこの霧の正体の、より正確な内容は、今後さらに明らかになるでしょうが、PM2.5が基準値以上に検出されている事から考えても、バンコクで警報が出ている汚染スモッグの可能性が高い危険なものです。
パタヤにおられる方で本ニュースを知らない方や、パタヤに来られる方などには、本ニュースは出来るだけ知らせて、PM2.5を防ぐマスクをつける等で健康を害されないように注意するように是非薦められて下さい。
タイではPM2.5などを大量に含む汚染スモッグの問題が深刻化しています。
バンコクなどでもPCD(汚染管理局)から警報まで出ており、現地大手英字メディアのバンコクポストでも一昨日に以下のように報じられています。
Bangkok Post)Dangerous haze to linger for few days (2018年12月22日)
https://www.bangkokpost.com/news/general/1598758/dangerous-haze-to-linger-for-few-days
この警報が出ているスモッグが、パタヤをも覆っています。
尚、PM2.5の汚染状況などは以下のサイトなどのように、数値を公開しているサイトもあります。
残念ながらパタヤ地区の測定結果はありませんが、レムチャバンなど比較的近隣の数値はありますので、宜しければご参考にされて下さい。
タイの大気汚染:リアルタイム気質指数ビジュアルマップ
http://aqicn.org/map/thailand/jp/
PM2.5は非常に小さな超微粒子で、吸い込んで体内に入ると呼吸器の奥の肺胞などに容易に入り、呼吸器が深刻な被害を受けます。
これにより、特に呼吸器系の肺がんやぜんそく、気管支炎などが引き起こされるとされています。
これを防ぐには、外にいる時はマスクの着用などが必要ですが、通常のマスクでは超微粒子のPM2.5は防げません。
N95マスク(*1)や、日本のDS1(*2)のように、PM2.5を防ぐことができるマスクを着用される事が必要です。
*1:米国の規格に基づきNIOSH(米国労働安全衛生研究所)が定めた規格。
*2:日本の厚生労働省が定めた規格。DS1やDS2などの種類がある
DS1は日本の規格のため、当地パタヤでは、マスクの購入の際は「N95マスク」と伝える方が、伝わりやすいです。
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