タイ南部 パブーク台風が猛威を振るう
タイの南部を中心に、台風1号(パブーク)が猛威を振るっています。
今日のタイのパタヤの大手英字メディア、Pattaya Oneが伝えています。
Pattaya One)Pabuk storm surge sweeps across Pak Phanang district (2019年1月5日)
Pattaya One)パブーク台風、パックパナンを通過し猛威
https://pattayaone.news/en/pabuk-storm-surge-sweeps/
報道によると、昨日の2019年1月4日(金)の午後、パブーク台風はタイ南部で猛威を振るっており、ナコーンシータマラートのパックパナン地区では浸水がありました。
伝えられる所によると、パックパナン地区では継続的に豪雨と高潮があり、1m程度の浸水となっています。
上記は報道されている、市街地が浸水している写真です。状況の深刻さが伝わりますね。
同パックパナン地区の学校も、浸水しています。
同地区の住人の話によると、昨日(2019年1月4日)の午後2時30分ごろに、海も川も水位が急上昇し、浸水が発生したと語っています。
同地区では道路も多くが通行不可能となり、高速道路も主要な4か所が閉鎖されました。
また、木が流されるといった被害に加えて、看板が落ちる、屋根が壊されるなど、強風によるものと考えられる被害も発生しているということです。
タイ海洋気象センターでも、昨日の2019年1月4日(金)の夜にはタイ南部のナコンシータマラートの全海岸線、およびスラタニのサムイ島、パンガン島、タオ島の全海岸線で、最高3m程度の高潮が発生する危険を伝えていました。
上記ニュースとは別に、ベトナム沖でパーム油を運ぶ輸送船が、パブーク台風で荒れた海を航行する様子がFacebookでアップされ、話題となりました。以下に動画を紹介します。
昨日からパブーク台風がこのように、タイ南部で猛威をふるっています。
本日の2019年1月5日0時、パブーク台風は日本の気象庁の監視対象である東経100度を超えて西進し、定義としては”サイクロン”となった事が、日本でも報じられています。
今後はマレー半島を超えてベンガル湾に達すると予想されています。
Tenki.jp:台風1号(パブーク) サイクロンへ(2019年1月5日)
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2019/01/05/3185.html
台風の通過エリアの皆さまは特に、安全の確保に十分ご注意下さい。
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