2019年1月16日 PJA NEWS)

タイ大気汚染、日本でも報道 観光にも影響か

PM2.5などを多く含むタイの汚染スモッグの問題は深刻化しており、海外各国でも多く報道されています。

日本でも、以下のANN Newsのように報道されています。

ANN News Channel)タイでも大気汚染深刻 外遊びはNG 対策も小手先 (2019年1月15日)

報道されているように、タイの大気汚染は深刻化しており、健康に良くないと判断される状態が続いています。

特に悪影響を受けやすい子供たちは外遊びが禁止されるなど、影響が出始めています。

タイ政府も空中からも水を撒く、人工降雨を降らせるなどの対策に出ていますが、これらは小手先の対策であり、抜本的な問題解決が求められています。

(写真はイメージです)

このような報道が各国で行われていますので、タイの観光産業にも悪影響が出ないかが心配になりますね。

タイの観光といえば、ビーチリゾートで綺麗な海とビーチ、美味しくて新鮮なシーフードなどが、多くの人に期待されます。

それが、綺麗な海どころか、綺麗な空気すらもなく、海風もあたらない方がいいとなってしまうと、観光に行く意欲が減ってしまいかねません。

私たちPJA(パタヤ日本人会)はビーチリゾートのパタヤにあるので、このような声が多くのビーチリゾートに来た観光客の方から聞こえてくるため、特に観光業への影響を懸念してしまいますね。

タイで皆が安心して暮らせるよう、大気汚染などの公害問題に、抜本的な解決を目指した対策を本腰を入れて欲しいと思います。

以下に、PM2.5を含む汚染スモッグの注意を掲載しますので、被害に合われないよう皆様ご注意下さい。

 

(汚染スモッグの注意と対処法について)

PM2.5を含む汚染スモッグの空気が、タイでも公害として深刻化しています。

この空気を吸い込んでいると、PM2.5は呼吸器の奥の肺胞などに容易に入ることから、呼吸器が深刻な被害を受けてしまいます。
これにより、特に呼吸器系の肺がんやぜんそく、気管支炎などのリスクが高まります。

汚染スモッグの酷い折は、外にいる時はマスクの着用などが必要ですが、通常のマスクでは超微粒子のPM2.5は防げません。
N95マスク(*1)や、日本のDS1(*2)のように、PM2.5を防ぐことができるマスクを着用される事が必要です。

*1:米国の規格に基づきNIOSH(米国労働安全衛生研究所)が定めた規格。
*2:日本の厚生労働省が定めた規格。DS1やDS2などの種類がある
DS1は日本の規格のため、タイでPM2.5対応マスクを購入の際は「N95マスク」と言われる方が、伝わりやすいです。

特に小さな子供さんや、妊婦、老人、疾患がある方は、汚染スモッグに被害を受けないよう、気をつけられて下さい。

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