2019年1月23日 PJA NEWS)

国王陛下が選挙の法令交付、選挙管理委員会は選挙日を決定へ

昨日の、以下のタイの選挙関連のニュースについて続報です。

PJA NEWS過去記事)プラユット首相、選挙投票日を近日発表と約束 (2019年1月22日)
https://pattayaja.com/2019/01/22/pja-news%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%a6%e3%83%83%e3%83%88%e9%a6%96%e7%9b%b8%e3%80%81%e9%81%b8%e6%8c%99%e6%8a%95%e7%a5%a8%e6%97%a5%e3%82%92%e8%bf%91%e6%97%a5%e7%99%ba%e8%a1%a8%e3%81%a8%e7%b4%84%e6%9d%9f/

本日(2019年1月23日水曜)の先ほど、タイで選挙実施のための法令が公布されました。

タイの現地大手英字メディアBangkok Postが報じています。

Bangkok Post)Royal decree for election published, EC must set date (2019年1月23日)
Bangkok Post)選挙の法令交付される、選挙管理委員会は選挙日を決定へ
https://www.bangkokpost.com/news/politics/1616306/royal-decree-for-election-published-ec-must-set-date

報道によると本日先ほど、タイのワチラロンコン国王陛下から選挙実施の法令が公布されました。

本日プラユット首相が法令に署名し、この法令により選挙管理委員会は選挙日の決定をする事が法的にできる事となり、官報に公布されてから5日以内に選挙日を決定することとなります。

現状、現実的な選挙日についてはタイのWissanu副首相が、3月24日が適切ではないかと最近も見解を語っていました。

上記が、報道されている概要です。

(ワチラロンコン国王陛下 写真はPJA鈴木会員の表敬の際の記念写真)

これにより、選挙管理委員会は選挙日を5日以内に決める事になり、おそらく3月24日に決定されるのではないかと見られています。

2月24日から遅れていましたが、タイが民主化に復帰する第一歩となる選挙が、これでいよいよ3月に実現しそうですね。

「選挙が全てじゃないとか言われるが、民主主義の世の中で、じゃ選挙以外にどうやって物事を決めるかといえば選挙しかしない」(*)

橋下徹 前大阪府知事(第17代)

上記の橋下さんの言葉の通りで、たとえそこに現状は問題があっても、民主主義で決めるプロセスとして選挙以外にはないわけですから、この手続きが回復するのは大きな一歩です。

タイの民主化への動きに期待があつまり、選挙には世界からも注目が集まります。

(*)皆様ご存知、橋下徹さんの言葉の一つです。

昨日の記事ではイギリスのマーガレット・サッチャーの言葉を引用しましたが、橋下さんもサッチャーの手腕について、そのケンカの仕方まで評価しているように思います。

それは、たとえば以下のような言葉。

「マッチョな政治家は、サッチャー元英国首相のフォークランド紛争における対応を引き合いに出す。こんな政治家は本当の厳しいケンカをやったこともないんだろう。ケンカは場が重要。サッチャー元首相はそこを十分認識していたはず本土から遠く離れたフォークランドでケンカをやっても本土に影響はない」(橋下徹)

そう、ケンカの場の重要性をも理解して、本土に影響がない範囲でケンカをする、このケンカをする前、戦術(Tactics)の前の戦略(Strategy)が、流石はサッチャーの動かし方だと思います。

筆者個人も橋下さんには、もっと日本の政界に良い刺激を与えるために、復帰し活躍して欲しいと思います。

(Wikipedia)橋下徹
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%8B%E4%B8%8B%E5%BE%B9

ログミー)日本維新の会・橋下代表代行 街頭鬼演説
https://logmi.jp/business/articles/9112

※さらに補記。

ちなみに上記の言葉は、言葉が途中で切れているように見えますが、これは原文の以下の橋下さんのツイートがそうなっているもので、原文のままです。

 

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