タイ警察:パタヤに中国マフィアは存在しないと見解
以下のパタヤの中国人によるトラブルについて続報です。
PJA NEWS過去記事)パタヤ:ナクルアで中国人達が大乱闘、車で轢こうと暴走(動画付き) (2019年1月18日)
https://pattayaja.com/2019/01/18/pja-news%E3%83%91%E3%82%BF%E3%83%A4%EF%BC%9A%E3%83%8A%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%81%A7%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E9%81%94%E3%81%8C%E5%A4%A7%E4%B9%B1%E9%97%98%E3%80%81%E8%BB%8A%E3%81%A7%E8%BD%A2/
以下のパタヤ現地英字メディアのPattaya Mailが本日報じています。
Pattaya Mail)Police insist no Chinese mafia in Pattaya (2019年1月25日)
Pattaya Mail)タイ警察、パタヤに中国マフィアは存在しないと見解
http://www.pattayamail.com/news/police-insist-no-chinese-mafia-in-pattaya-242991
PJAニュースでも1月18日に報じた中国人同士のナクルアでの乱闘事件は、現地のパタヤでも大きな話題になっています。
パタヤ警察署によると、このナクルアでの中国人同士の乱闘事件で逮捕された中国人複数は、既に裁判所が保釈請求も棄却し、検察に起訴されてパタヤに収監されています。今後は法的な処罰と国外追放、ブラックリスト入りが見込まれています。
このような事件があったことから、報道によるとパタヤでは中国人マフィアグループの進出が懸念されています。
パタヤでは2013年頃のロシア人観光客が多かった折にも、ロシアマフィアがパタヤに進出し、主にパタヤ南部のジョムティエンビーチのエリアに多く住みついて、多数の社会問題を引き起こしていました。
現在、中国人観光客が増加する一方で中国人同士の乱闘事件などがパタヤで発生している事により、ロシアマフィアの再来のように中国マフィアがパタヤに進出しているのではという懸念が広がっています。
これに対し、タイ当局の警察、イミグレ、観光局などは中国マフィアの進出は現在は確認されていないと否定しています。
パタヤ警察署のアピチャイ署長によると、中国人の多くはグループツアーなどでパタヤへ観光に来ており、パタヤで事業をしていない事をコメントし、中国マフィアが進出しているという懸念を否定しています。
上記が、報道されている概要です。
写真はPattaya One)
現地の感覚で考えると、パタヤに中国人マフィアが進出してきているのではという懸念がおきるのは、近年パタヤでも中国人による乱闘事件だけではなく、中国人による偽造クレジットカードの製造をしていたグループの摘発や、オンラインの違法カジノを経営していたグループの摘発があったこともあるでしょう。
参考)
PJA NEWS過去記事)先月にパタヤで逮捕された中国人達6人が、警察の違法捜査や虚偽の発表をされたと申立 (2018年10月28日)
https://pattayaja.com/2018/10/28/pja-news/
パタヤ警察署のアピチャイ署長によれば、現在パタヤに来ている外国人としてはロシア人が減って中国人が増加しており、パタヤを訪れる年間1300万人の外国人のうち約300万人が中国人ということです。そこで問題が報じられることで、懸念が広がっているものでしょう。
一方で、パタヤでは日タイ両政府で進めているEEC開発もあって日本人も増加しています。
その一方で一部の日本人や、日本人と称する人間による多様な社会問題も発生し問題となっています。
世界的なリゾートとなりつつあるパタヤは、現地の人はもちろん、各国の人が安心して暮らせる街になってほしいと思います。
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