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大気汚染の深刻なバンコクで、本日マラソン大会開催






2019年2月3日 PJA NEWS)

大気汚染の深刻なバンコクで、本日マラソン大会開催

タイの大気汚染が深刻さを増しているタイのバンコクで、本日の2019年2月3日にバンコクマラソン大会が開催されました。

タイの現地英字メディアKaosod Englishが伝えています。

Kaosod English)BANGKOK MARATHON STILL ON DESPITE TOXIC SMOG (2019年2月1日)
Kaosod English)汚染スモッグの中でも、バンコクマラソン大会を開催
http://www.khaosodenglish.com/featured/2019/02/01/bangkok-marathon-still-on-despite-toxic-smog/

報道によると一昨日の2019年2月1日(金)、観光スポーツ省の担当官のディレクターは、汚染スモッグで危険な大気が数週間にバンコクで蔓延している中でも、予定通りバンコクマラソン大会は開催することを語りました。

多くの屋外活動が中止され、学校も休校となっている中でも、Amazing Thailand Marathon Bangkok(アメージング・タイランド・マラソン・バンコク)のバンコクマラソン大会は予定通り、本日の2019年2月3日(日)朝から開催すると、同ディレクターが語っています。

マラソン大会は、フルマラソン、ハーフマラソン、10km、3.5kmが用意されています。

ただしマラソン大会開催日の前日の朝に、大気汚染の状況を調査し、そこで中止するかどうかを検討するということです。参加者は1500バーツ以上の参加料を支払っていますので、中止の場合は参加料は返金されるべきだと担当官は語りました。

担当官によると、今週水曜から道路に水を撒いたり、近隣の工事の中止を求めたりするなど、汚染スモッグを緩和する対策が取られているということです。

しかしながら、この担当官の発言は、バンコク都知事が汚染スモッグ対策の専門家との会議で「汚染対策の方法を知らなかった」と語った翌日の発言でした。

このイベントの医療対策要員は35名から90名に増員されます。

なお、今週予定されている他のマラソン大会等は延期されました。

上記が、報道されている概要です。

(写真はイメージ)

このバンコクのマラソン大会を主催するAmazing Thailand Marathon Bangkokは、本日の午前1時の観測値で、PM2.5の濃度は31.05マイクログラム(一立方メートルあたり)であり、健康に危険な状況ではないとして開催を今朝がた公式サイトで発表し、本日予定通りマラソン大会を実施しています。

Amazing Thailand Marathon Bangkok公式サイト
http://amazingthailandmarathon2019.com/

外国人としては、この大気汚染が深刻な状況のバンコクで、無理にマラソン大会を開催することが必要なのか疑問にも思います。

ただ、このような問題意識が現地メディアでも報じられ議論される事で、大気汚染などの公害問題にタイでも、根本的な対策を取ってくれるようになればと思います。

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