2019年2月13日 PJA NEWS)

タイ大気汚染、チェンマイが世界ワースト3位に

チェンマイで大気汚染の悪化が深刻化しており、世界ワースト3位となりました。

以下のタイ現地英字メディアのNationが今朝、伝えています。

Nation)Chiang Mai third most polluted city (2019年2月13日)
Nation)チェンマイ、大気汚染が世界ワースト3位に
http://www.nationmultimedia.com/detail/national/30364016

報道によると、国際的に大気汚染の数値を測定している”AirVisual”の発表数値において、タイのチェンマイの大気汚染を表すAQI(大気質指数)は世界でワースト3位になりました。

(参考:AirVisual)
https://www.airvisual.com/

Nation記事の報道時点において、チェンマイのAQIは194で、世界ワースト1位のインドのニューデリーの215、2位のパキスタンのラホールの197に続く、世界ワースト3位です。

(AQIの一般的な安全基準は100以下ですので、その倍近い数値に達しています。)

チェンマイ当局は、チェンマイのPM2.5の濃度も悪化しており、最悪の数値となったチェンマイのメイリム地区では151マイクログラム/立方メートルに達しました。(同数値の一般的な安全基準は50以下です)

上記が、報道されている概要です。

(写真はイメージ)

チェンマイでの大気汚染も悪化しています。

バンコクは一時改善していたのですが、今日から悪化する予報となっており、本記事執筆で以下のURLから見てもバンコクはAQI150以上の所が多く悪化しています。

私たちPJA(パタヤ日本人会)のあるパタヤに近いレムチャバンでも、今日の午前11時頃の測定値で107(Leam Chabang Municipal Stadium)と、安全基準の100を超えています。

タイの大気汚染:リアルタイム気質指数ビジュアルマップ
https://aqicn.org/map/thailand/jp/

タイの大気汚染については、特にタイにおられる皆様はご注意されて、引き続き出来るだけ正確な情報を収集し冷静に対応をされてください。

以下にPJA(パタヤ日本人会)からの、汚染スモッグの注意と対処法について再掲します。

(汚染スモッグの注意と対処法について)

PM2.5を含む汚染スモッグの空気が、タイでも公害として深刻化しています。

この空気を吸い込んでいると、PM2.5は呼吸器の奥の肺胞などに容易に入ることから、呼吸器が深刻な被害を受けてしまいます。
これにより、特に呼吸器系の肺がんやぜんそく、気管支炎などのリスクが高まります。

汚染スモッグの酷い折は、外にいる時はマスクの着用などが必要ですが、通常のマスクでは超微粒子のPM2.5は防げません。
N95マスク(*1)や、日本のDS1(*2)のように、PM2.5を防ぐことができるマスクを着用される事が必要です。

*1:米国の規格に基づきNIOSH(米国労働安全衛生研究所)が定めた規格。
*2:日本の厚生労働省が定めた規格。DS1やDS2などの種類がある
DS1は日本の規格のため、タイでPM2.5対応マスクを購入の際は「N95マスク」と言われる方が、伝わりやすいです。

特に小さな子供さんや、妊婦、老人、疾患がある方は、汚染スモッグに被害を受けないよう、気をつけられて下さい。

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