2019年2月27日 PJA NEWS)

オランダ人の人身売買容疑の逃亡者、5年のオーバーステイの末逮捕(パタヤ)

パタヤ南部のナ・ジョムティエンで、人身売買容疑のあるオランダ人がオーバーステイで逮捕されました。

パタヤ現地英字メディアのThePattayaNewsが伝えています。

ThePattayaNews)Dutch fugitive on 5 year overstay arrested in Chon Buri for alleged human trafficking (2019年2月26日)
ThePattayaNews)オランダ人の逃亡者、5年のオーバーステイの末に逮捕、人身売買容疑
https://thepattayanews.com/2019/02/26/dutch-fugitive-on-5-year-overstay-arrested-in-chon-buri-for-alleged-human-trafficking/

報道によると、先週の2019年2月24日の日曜に、パタヤ南部でセタヒップ地区にあるナ・ジョムティエンのソイ24のコンドミニアムで、人身売買容疑で逃亡中のオランダ人が5年の逃亡とオーバーステイの末に逮捕されました。タイのイミグレーション警察は昨日の2019年2月26日(火)の記者会見で逮捕を公表しました。

オランダ人の被疑者Jacob Jan Schipperは68歳で、1997年1月から2000年3月にかけて、人身売買、管理売春、密輸、租税回避、納税に関する虚偽情報の申告などの容疑がかけられ、これから逃亡し、十年にわたり潜伏していました。

警察は逮捕の際、様々な通貨の現金を押収しました。タイバーツが150万バーツ、ユーロが13,800ユーロ、米ドルが8,030米ドルです。そして銀行口座には合計579,237ユーロがあり、これを押収しました。

逮捕は、オランダから他国に、11人の女性を密かに行かせ、脅迫して売春を強要した容疑と、他国からオランダに5人の女性を不正利得のために不法入国させていた容疑で、ICPOから国際指名手配が出ていました。

逮捕時に、このオランダ人容疑者は既にビザが切れて5年近くにも達しており、オーバーステイの容疑も加わって逮捕されました。

警察はまた、同容疑者の不正な資産の出所を正確に調査、追跡するために、マネーロンダリング防止局に求めた事を明かしました。

報道されている概要は、上記の通りです。

(写真はイメージ)

ナ・ジョムティエンのソイ24というは以下のあたりの場所で、ジョムティエンのビーチからもすぐののどかな場所です。もう少し南に進むと、セタヒップで有名なシーフード料理のレストランが多数あるエリアに達する場所ですから、パタヤ在住者だと土地勘のある人も多いと思います。

そんな場所に、こんな人身売買容疑のオランダ人容疑者が潜伏していたわけです。

パタヤもバンコクもそうですが、一定の割合で、このような人物が潜伏していることもあります。

もちろん日本人や、日本人と称する人間でも状況は同様ですから、タイでの生活では皆様も十分にご注意下さい。

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