イミグレ警察の一斉摘発、496人逮捕

2019年3月3日　PJA NEWS)

イミグレ警察の一斉摘発、496人逮捕

今週木曜の2019年2月28日、タイ全土でイミグレ法違反の一斉摘発が行われ、不法入国、不法就労などをしていた容疑で外国人417人とタイ人79人が逮捕されました。

以下のパタヤ現地英字メディアのThePattayaNewsが伝えています。

ThePattayaNews)Nearly 500 arrested during Operation X-Ray Thursday after country wide raids.　(2019年3月1日)
ThePattayaNews)タイ全土で「エックスレイ作戦」により500人近くが逮捕
https://thepattayanews.com/2019/03/01/nearly-500-arrested-during-operation-x-ray-thursday-after-country-wide-raids/

報道によると、2月28日の逮捕は、その翌日の金曜日の2019年3月1日に、タイのイミグレーションの当局が記者会見で明らかにしました。

発表によると、逮捕された外国人の417人は主にミャンマー、ラオス、カンボジア人で、248人が「タイへの不法入国」の容疑で逮捕されました。

また、カンボジア、ラオス、インドの16人の外国人が「ビザのオーバーステイ」の容疑で逮捕され、残りの153人は不法就労者の雇用の容疑や、その他の入国管理関連の容疑で逮捕されました。

また、不法就労の外国人をかくまっていたり、外国人を賃貸などで部屋を貸して、24時間以内に当局に報告をしていなかった容疑で79人のタイ人も逮捕されました。

これは不法就労外国人を取り締まる「外国人Xレイ作戦」の45回目の摘発で、これまでにタイ全国で6,000以上の場所で捜査が行われ、合計7,910人が逮捕されています。

一方、イミグレ警察と関係当局は同日の2019年2月28日の木曜日に、ペッチャブーン県の油田サービス会社で労働許可を得ずに働いた4人の中国人男性を逮捕したことも明かしました。

4人の中国人は、45歳のJiang Yongbao、35歳のWang Kupeng、30歳のGao Liming、および36歳のGao Zhidongです。

(写真は以下の過去記事より、パタヤでの”外国人エックスレイ作戦”の摘発の写真)

PJA NEWS過去記事)パタヤで外国人違法就労の大規模摘発、カンボジア人136人摘発(2019年1月16日)
https://pattayaja.com/2019/01/16/pja-news%E3%83%91%E3%82%BF%E3%83%A4%E3%81%A7%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E9%81%95%E6%B3%95%E5%B0%B1%E5%8A%B4%E3%81%AE%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E6%91%98%E7%99%BA%E3%80%81%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%9C/

当然ながら、外国人がタイで滞在、もしくは就労するには、適切な内容での滞在許可、労働許可が必要です。

この違反者の取り締まりをタイ政府も現在尽力してくれています。