2019年3月3日 PJA NEWS)

タイ今月TPP参加申請へ、ソムキット副首相の言葉通りに

タイが今月、TPP参加の申請を実施予定です。

共同通信)タイ、月内にTPP参加を申請 東南アジアの自動車産業の拠点(2019年3月2日)
https://this.kiji.is/474495334623757409

【バンコク共同】タイが今月中に環太平洋連携協定(TPP)への参加を申請する方針であることが分かった。タイ商業省のオラモン・サップタウィタム貿易交渉局長が2日までに共同通信に明らかにした。タイは「アジアのデトロイト」とも呼ばれる東南アジアの自動車産業の一大拠点。タイが参加すれば、同国を中心にサプライチェーン(部品の調達・供給網)を構築する日本メーカーにも恩恵が広がりそうだ。

タイの商業省の貿易交渉局長が、今月のタイのTPP参加申請予定を明らかにしました。

PJAニュースでは以下の2019年2月4日付けの記事で、タイのソムキット副首相のコメントとして、タイが今年TPPに参加予定である事を報じていましたが、その申請時期が今月となりいよいよ具体化してきました。

ソムキット副首相来阪、日タイ関係の深化を訴求 大阪で講演

EECエリアでは日本の自動車メーカーの工場なども多く、TPP参加による恩恵も大きいと見込まれますので、日本の産業界にも良い効果が大きいニュースとなりそうです。

日タイ両国の経済発展に、さらに期待が高まります。

(大阪で講演の際のソムキット副首相 写真:PJAニュース)

上記のソムキット副首相のコメントでは他にも、タイの昨年のGDP成長率が4%程度となる見込みである事を語っていた事を報じましたが、これもその後の2月中旬にNESDB(タイ国家経済社会開発庁)から4.1%の高成長と発表されています。

ロイター)タイ第4四半期GDP、予想上回る 18年は6年ぶり高成長(2019年2月18日)
https://jp.reuters.com/article/thai-gdp-idJPKCN1Q7083

[バンコク 18日 ロイター] – タイ国家経済社会開発庁(NESDB)が発表した第4・四半期の国内総生産(GDP)は、季節調整済みで前期比0.8%増となり、ロイターがまとめた市場予想の0.6%を上回る伸びを示した。内需と観光業が堅調で、輸出と政府支出の伸び鈍化を補った。2018年の成長率は6年ぶりの速いペースとなった。

第3・四半期の成長率はゼロ%からマイナス0.3%に改定された。

第4・四半期GDPは前年比3.7%増と、市場予想の3.6%増を若干上回った。前期の改定値は3.2%増。

2018年通年のGDP成長率は4.1%と、2012年以来の高成長を記録。アナリスト予想は4.2%だった。

17年の成長率は3.9%から4.0%に上方改定された。

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