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タイ高速鉄道:中国との路線、2つ目11kmの建設契約をタイ企業が締結






2019年3月7日 PJA NEWS)

タイ高速鉄道:中国との路線、2つ目11kmの建設契約をタイ企業が締結

PJAニュースで昨日以下の通り報じた、タイ政府が中国政府と計画している高速鉄道計画について続報です。

PJAニュース過去記事)タイ高速鉄道、タイ政府「中国とのノンカイ路線は4年以内」と期限設定 (2019年3月6日)
https://pattayaja.com/2019/03/06/%e3%82%bf%e3%82%a4%e9%ab%98%e9%80%9f%e9%89%84%e9%81%93%e3%80%81%e3%82%bf%e3%82%a4%e6%94%bf%e5%ba%9c%e3%80%8c%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%a8%e3%81%ae%e3%83%8e%e3%83%b3%e3%82%ab%e3%82%a4%e8%b7%af%e7%b7%9a/

タイ政府が中国政府と計画する、バンコク~ノンカイを結ぶ高速鉄道路線は2フェーズに分けられ、そのうち第1フェーズがバンコク~ナコンラチャシマ路線を結ぶ総延長約253キロの路線となっています。

この路線の契約は14の個別契約に分けられており、その二つ目の11㎞部分の建設契約が、昨日締結されました。その建設の受注企業は中国企業ではなく、タイの建設会社です。

タイの大手英字メディアのBangkokPostが今朝、以下のように伝えています

BangkokPost)Thai firm due to start on 11km rail section (2019年3月7日)
BangkokPost)タイ建設会社、11キロ部分の鉄道建設から着手
https://www.bangkokpost.com/news/general/1640432/thai-firm-due-to-start-on-11km-rail-section

報道によると、タイ政府が中国政府と計画しているバンコク~ノンカイを結ぶ高速鉄道路線は、その第一フェーズのバンコク~ナコンラチャシマの路線のうち、14に分けられた個別契約の二つ目の契約として、約11kmの部分の建設契約を昨日、タイの建設会社であるCivil Engineering社が締結しました。来月から着工の予定です。

タイ政府は現在、(PJAニュースの昨日の報道の通り) 2023年までにバンコク~ノンカイの総延長約608kmの路線を完成させるとしており、この契約により進展が早まる事が期待されています。

今回の二つ目の契約は、ナコンラチャシマ県内を結ぶ総延長約11kmの部分が対象で、総予算は31億バーツ、540日以内に完成する予定です。この約11kmの区間には約4kmの高架部分が含まれています。

本建設を監督するタイ国営鉄道(SRT)は昨日の2019年3月6日の契約調印式典で、Civil Engineering社に最初に建設費の15%にあたる約4憶バーツを支払う事を語りました。

中国政府との本高速鉄道路線計画については、予算面が常に問題となってきました。

第一フェーズの一つ目の契約の3.5km部分の建設は何度も遅延しており、運輸省の情報筋の情報によると、タイ国営鉄道(SRT)は一つ目の契約の3.5km部分の予算4憶2500万バーツの分割払いの一部をしなかったという情報もあります。しかし昨日の契約調印式典でタイ国営鉄道(SRT)は、この3.5kmについても45%は完成しており、全体は今年の半ばに完成する見込みであると語りました。

またタイ国営鉄道(SRT)は、第一フェーズの残りの12の個別契約についても締結を急ぐとしています。

一方で、タイ高速鉄道計画ではバンコクのドンムアン空港、スワンナプーム空港、ラヨーンのラヨーン空港の3空港を結ぶ、いわゆる「EEC路線」について注目が集まっていますが、タイ国営鉄道(SRT)は昨日、同路線についてタイ有力財閥のCPグループ率いるコンソーシアムとの協議を、3月19日に延期した事を語りました。同コンソーシアムは最低価格で応札しましたが、タイ国営鉄道(SRT)側の要望と、内容がいまだに折り合いがつかず、協議は遅れています。CPグループのコンソーシアムとの契約がまとまらなかった場合、次に応札額を出しているBSRジョイントベンチャーが交渉に入る見込みです。

報道されている概要は、上記の通りです。

(写真はイメージ)

昨日にPJAニュースで報じた通り、タイ政府は中国政府との高速鉄道計画協議が「脱線」して協議が難航する中で、これについて加速させるためにバンコク~ノンカイ路線を4年で完成させるという期限を設け、着工を急いでいます。

その中で二つ目の契約として11㎞部分が昨日契約されましたが、これを受注したのは中国企業ではなく、タイの建設会社となりました。

しかしながら、鉄道管理システムや車両は全て中国の高速鉄道のものを輸入するはずですから、今回の契約は、路線の建設部分だけなら中国でなく、タイの建設会社でよいという判断となったのかもしれません。

タイにいる外国人の目線で見ると、タイの税金でタイ政府が高速鉄道を建設するわけですから、出来るだけタイの会社やタイの人々に経済的な良い効果が行くようにする方が、タイにとって良いと思います。

日本人としては、日本の高速鉄道なら、もっと嬉しかったのにと思わされるニュースですね。

中国政府と計画しているバンコク~ノンカイ路線も注目が集まる中で、タイの高速鉄道の中でも最も実現性が高く、私たちPJA(パタヤ日本人会)のあるEEC地区を通るEEC路線がどうなるか?にも注目が集まります。

 

参考過去記事)タイの高速鉄道のここまでの流れについては、以下のPJAニュースの過去記事にまとめてありますので、こちらをご覧ください。

PJAニュース過去記事)タイ高速鉄道で唯一実現性の高いEEC路線、政治と現実に隔たり (2018年11月1日)
https://pattayaja.com/2018/11/01/pja-news%E3%82%BF%E3%82%A4%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%89%84%E9%81%9

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