タイ総選挙:炎天下に長蛇の列が続く(動画付き)
タイの総選挙の期日前投票が本日行われており、タイ全土の395か所の投票所では、投票のための長蛇の列が続いています。
タイ大手英字メディアのBangkokPostが、本日の様子として以下の動画をツイッターで配信しています。
投票所が非常に込み合う様子や、軍隊の制服を着たままで整列して並ぶ投票の様子が報じられています。
Soldiers at Dusit District office for advance voting for #ThailandElection pic.twitter.com/VN66xlxuV9
— Bangkok Post (@BangkokPostNews) March 17, 2019
今日はタイは非常に暑い日でしたので、炎天下の下で長時間並ぶ事を余儀なくされた方々の体調が心配になるほどです。
現地報道によると、投票所の混雑はタイ全土の投票所で起きているという事です。
以下のBangkokPostの記事は、タイ北部の投票所の一つのパヤオ大学の投票所には、期日前投票に学生などを含め8千人以上の、8,319人もの投票者が訪れ、大混雑となっている様子を伝えています。
BangkokPost)Over 8,000 advance voters flock to Phayao University (2019年3月17日)
BangkokPost)パヤオ大学には、八千人以上が期日前投票に訪れる
https://www.bangkokpost.com/news/politics/1646160/over-8-000-first-time-voters-at-phayao-university
BangkokPostは今日の期日前投票の様子を、以下にフォトギャラリーとして公開しています。
これを見ると、今日の混雑の様子が良くわかりますね。
BangkokPost)Advance Voting(期日前投票)
https://www.bangkokpost.com/photo/photo/1646208/advance-voting
期日前投票から、これほどの込み具合ですから、来週の投票日は混雑が予想されます。
2014年にインラック政権が倒れて以来のタイの総選挙であり、タイ国民において非常に政治的関心が高く、投票率も高い事がわかります。
日本は政治的無関心が広がり投票率も低迷してしまっていますから、日本人としては羨ましくもなります。
日本人も、もっと関心をもって投票をしなければいけませんね。
日本も7月には、憲法改正の可否が問われる重要な参院選があり、衆院も合わせてダブル選挙となる可能性も出てきています。
日本人も、負けずに投票をしなければいけません。
7月には日本は参院選!在外投票の為、今月に在外選挙人名簿へ登録を!
(写真はイメージです)
(PJAニュース特集 選挙に行こう!2019)
現在、在タイ日本大使館や外務省も在外投票を呼び掛けていますが、在外投票の投票率は前回選挙で実質2%未満にまで低下してしまっています。この低投票率が、現在の日本の選挙の大きな問題の一つなのです。これでは国民の意思を反映した政治が実現する事も出来なくなってしまっており、日本の民主主義の土台が揺らいでしまっています。
日本では、国民自身が選挙の投票に行き、一人一人の意思を選挙で示す事が必要となっています。
在外投票の機会である参院選が今年の7月にあり、大使館も在外選挙人名簿の登録を簡単に出来るようにして、広報にも注力して投票を呼び掛けている現在、タイに住む日本の国民としては、日本の選挙の重要性を理解して在外投票できちんと自身の一票を投票するようにしなければいけません。
この記事を読まれている多くのタイ在住の日本人の方も是非、今年の日本の選挙に、在外選挙で投票しましょう!そのために、まず来月の3月を目途に、在外選挙人名簿の登録を実施されてください。
PJAニュースでは、この重要性を伝え、選挙での投票を呼び掛けるために特集「選挙に行こう!2019」を配信しています。
PJAニュース 特集:選挙に行こう2019 過去記事)
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