2019年のタイはデング熱が大流行!2ヶ月強で9,044人感染
タイでデング熱が大流行しています、タイニュースのポータルサイトであるタイランドハイパーリンクスが昨日、次のように伝えています。
タイランドハイパーリンクス)2019年のタイはデング熱が大流行、3ヶ月で9,044人が感染し7人死亡(2019年3月16日)
https://www.thaich.net/news/20190316hs.htm
日本の厚生労働省によると、デング熱とは、蚊に刺されることによって感染する疾患で、急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見らるそうです。早期に適切な治療が行われなければ、稀ではありますが、死に至ることもあるのだとか。
2019年、タイはデング熱が大流行中。Workpoint Newsによると、1月1日から3月5日までに9,044人のデング熱患者が発生し、7人が死亡。1月のみでは5,555人の患者が発生しています。5,555人というのは、前年2018年1月の4倍の患者数です。なおナコンラチャシマ、ウボンラチャタニ、スリン、シーサケートは最も多くのデング熱患者が発生しています。
タイ保健省は2019年のはじめから、全国の病院でデング熱対策の緊急施設の設置を依頼。さらに、デング熱の患者数が15万人となった2013年の感染者数を超える恐れがある中、全国のヘルスケア担当者とミーティングを行い、デング熱の広がりを抑えるために何ができるかの議論を行っています。
大きなニュースになったため記憶している方も多いと思いますが、2015年に人気俳優のトリサディー・サハウォン(愛称ポー)さんが、デング熱に感染。足を切断するなど治療を続けていましたが、翌年バンコク都内の病院で亡くなっています。37歳でした。
デング熱の対策で最も重要なことは、蚊に刺されないこと。屋外では虫よけを使用するなど、蚊に刺されないよう充分注意してください。
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俳優ポー・トリサディーさん死去、デング熱闘病の末
(写真は蚊のイメージ)
タイランドハイパーリンクスの記事でも伝えられている通り、デング熱がわずか2か月強で感染者が九千人以上という大流行をしてきています。
パタヤでも以下のPJAニュース過去記事の通り、デング熱の発生報告を受けて駆除作業などが実施されていますが、どこまで効果があるかはわかりません。
PJAニュース過去記事)パタヤ:デング熱発生!コンドで駆除業務(2019年3月17日)
https://pattayaja.com/2019/03/16/%E3%83%91%E3%82%BF%E3%83%A4%EF%BC%9A%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B0%E7%86%B1%E7%99%BA%E7%94%9F%EF%BC%81%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%A7%E9%A7%86%E9%99%A4%E6%A5%AD%E5%8B%99/
デング熱にかからないよう、蚊に刺されにくい服装をする、蚊よけなどを使用するなど、十分ご注意下さい。
以下に、日本の厚生労働省の注意喚起のパンフレットをご紹介します。
上記パンフレット(ダウンロード用)
20190314_Kouseiroudou_Tengu_Kaigai
厚生労働省)デング熱について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000131101.html
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