タイ総選挙:カツラで変装した指名手配犯が投票、警察に見つかり逃走し死亡
タイニュースのポータルサイト、タイランドハイパーリンクスが、一昨日のタイ総選挙の期日前投票で起きた珍事件を配信しています。
タイランドハイパーリンクス)【タイ総選挙】カツラで変装した指名手配犯が投票へ、警察に見つかり逃走して死亡 (2019年3月19日)
https://www.thaich.net/news/20190319ik.htm
2019年3月24日(日)に行われる5年ぶりのタイの総選挙。本投票日を一週間前に控えた3月17日(日)、タイ全国の投票所で期日前投票が行われました。
軍政から民政復帰となる5年ぶりの選挙だけに、タイ国民だけでなく世界からの注目度も高く、炎天下に長蛇の列となるほど、多くの人々が投票所を訪れました。そして指名手配犯も、居ても立ってもいられなかったようです。
バンコク都バンケンの投票所を訪れたのは、19枚もの逮捕状が出ている45歳の男。男はカツラを付けるをするなど変装して投票を待っていましたが、警備中の警察官により手配中の男であると見破られました。
警察官に呼び止められると男は近くの寺院に逃走。警察官が追いかけましたが男の姿はなく、池の橋の上に男の靴を見つけたとのこと。池に飛び込んだと見られましたが、男は見つからず、レスキュー隊が池を捜索したところ、男は遺体となって発見されました。
逮捕されるリスクを犯してまで、タイという国を変えるために投票所を訪れて死んだこの男のことを、投票に行かない日本人は、すこしは見習わなければならないのかもしれません。
タイの総選挙の珍事件ですが、タイランドハイパーリンクスの記事の通り、投票に行かない日本人は、タイの「なんとしても投票をする」という意味での意識の高さは見習わないといけませんね。
7月には日本は参院選!在外投票の為、今月に在外選挙人名簿へ登録を!
(写真はイメージです)
(PJAニュース特集 選挙に行こう!2019)
現在、在タイ日本大使館や外務省も在外投票を呼び掛けていますが、在外投票の投票率は前回選挙で実質2%未満にまで低下してしまっています。この低投票率が、現在の日本の選挙の大きな問題の一つなのです。これでは国民の意思を反映した政治が実現する事も出来なくなってしまっており、日本の民主主義の土台が揺らいでしまっています。
日本では、国民自身が選挙の投票に行き、一人一人の意思を選挙で示す事が必要となっています。
在外投票の機会である参院選が今年の7月にあり、大使館も在外選挙人名簿の登録を簡単に出来るようにして、広報にも注力して投票を呼び掛けている現在、タイに住む日本の国民としては、日本の選挙の重要性を理解して在外投票できちんと自身の一票を投票するようにしなければいけません。
この記事を読まれている多くのタイ在住の日本人の方も是非、今年の日本の選挙に、在外選挙で投票しましょう!そのために、まず来月の3月を目途に、在外選挙人名簿の登録を実施されてください。
PJAニュースでは、この重要性を伝えるために特集「選挙に行こう!2019」を配信しています。
PJAニュース 特集:選挙に行こう2019 過去記事)
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