追記)今日のタイ高速鉄道の記事に、日本の国際協力銀の見解を追記
今日の以下のPJA NEWSで配信した記事について、日本の国際協力銀行(JBIC)への取材結果を元に追記しましたのでお知らせします。
日本勢もタイ高速鉄道のEEC路線では、JBICが融資をするだけではなく、日本企業にも是非活躍して欲しいですね。
PJA NEWS)タイ高速鉄道:EEC路線はまだ要調整、日本の国際協力銀は懸念
https://pattayaja.com/2019/03/20/%e3%82%bf%e3%82%a4%e9%ab%98%e9%80%9f%e9%89%84%e9%81%93%ef%bc%9aeec%e8%b7%af%e7%b7%9a%e3%81%af%e3%81%be%e3%81%a0%e8%a6%81%e8%aa%bf%e6%95%b4%e3%80%81%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e5%9b%bd%e9%9a%9b/
日本の国際協力銀行(JBIC)の前田匡史総裁訪問
写真:タイ首相官邸)
2019年3月20日追記)
上記の記事はタイメディアのBangkokPostの記事が元のため、どうしても情報元がタイ側の発表に偏ってしまいます。
そこでPJAニュースでは本記事について、日本の国際協力銀行(JBIC)に取材しました。
JBICは本日の2019年3月20日にPJAニュースの取材に答え、JBICはタイ高速鉄道の本路線についてプロジェクトの進捗を議論しているが、なんらかの決定はまだしていないこと。及び上記の今朝のBangkokPostの記事で書かれている、SRT(タイ国営鉄道)幹部が、JBICが選挙後の動向について懸念を表しているとコメントした事については、そのような事実は承知してはいない事を説明しました。
JBICの見解を確認した上で考えられるのは、タイメディアで報じられているJBICからの「2240億バーツ」の融資の金額は、タイ側の本路線へのプロジェクト必要額から想定して、報じられているものではないかと思います。
加えて、上記のタイメディアの記事で報じられているJBICの「懸念」というのは、タイ側と日本側のこのような交渉においては、両国の言葉や文化が異なる事からコミュニケーション上のギャップが発生する事が多く、片方からすると単なる質問や確認として発言している内容が、相手から見ると「懸念」として受け取られる事なども多くあるため、そのような趣旨のものではないかと思います。
※日本の国際協力銀行(JBIC)の皆様に、迅速にPJA NEWSからの取材対応をいただいている事の御礼を申し上げます。
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