不法滞在等の外国人大規模摘発!490人逮捕
2019年3月22日の本日未明、タイのイミグレーション警察は、不法滞在や違法就労などの外国人の取り締まりで490人を逮捕した事を発表しました。一連の不法滞在や不法就労の外国人取り締まりにより、摘発された逮捕者は合計8,400名に達しました。
タイの大手英字メディアのNationが今朝、伝えています。
Nation)Immigration’s tally of foreigners arrested hits 8,400
Nation)イミグレーションの取り締まりで、外国人の逮捕者は計8,400人に
http://www.nationmultimedia.com/detail/national/30366293
報道によると本日の3月22日の午前1時頃、イミグレーション幹部はバンコクのショッピングセンターで定例の記者会見を開き、不法就労や不法滞在などの外国人の一連の取り締まりとして第46回となる取り締まりを実施し、490人を逮捕した事を発表しました。
一連の不法就労、不法滞在の外国人への取り締まりで、これまで捜査箇所は7,145箇所、逮捕者の合計は8,400人に達しました。
今回、逮捕された490人のうち、338人がタイへの不法入国の容疑です。この容疑での逮捕者の内訳は、ミャンマーからが141人、ラオスからが110人、カンボジアからが85人、他にベトナムとインドからが1人ずつでした。
また、ビザの期限を超えて違法に滞在するオーバーステイで14人が逮捕されました。逮捕者の国籍の内訳は、インド人とベトナム人が3人ずつ、ラオス人とカメルーン人が2人ずつ、ミャンマー人、カンボジア人、スイス人、アメリカ人が1人ずつの、合計14人です。
他の138人の逮捕者は他の容疑で、85人はタイ人です。他の容疑は主に、外国人に住居を賃貸で貸したにも関わらず、入居してから24時間以内にイミグレーションへ報告をしていなかった容疑です。また、ミャンマー人27人、カンボジア人9人、ラオス人4人、インド人3人、中国人、ベトナム人、ロシア人がそれぞれ2人、フランス人、ポーランド人、韓国人、カナダ人がそれぞれ1人、実態のある住所を申告していなかった容疑で逮捕されました。
報道されている概要は上記の通りです。
写真はPJAニュース過去記事より)
タイでは現在、不法就労などの外国人の摘発に注力する「外国人エックスレイ作戦」を実施しており、各地での不法就労の摘発に注力しています。
違法な滞在、就労などをしていた外国人本人はもちろん、違法就労をさせていた企業や個人なども重い罪で摘発されますし、報道されている通り、外国人に賃貸で住居を貸して、24時間以内にイミグレーションに届出をしていない場合は違法で、今回の摘発でも多数が逮捕され報道されています。
タイの外国人としては、タイの最新の法律をきちんと調べ、違法行為が無いように気をつけないといけませんね。
尚取り締まり当局では、違法就労の通報なども受け付けています。
PJAニュース参考過去記事)
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