知人を麻薬の運び屋に!容疑者は「騙された」と主張中
以下の過去記事の、3月12日に日本人の知人に覚せい剤の入ったゴルフクラブを渡し、密輸させようとした容疑で、日本人の元暴力団員小野和彦容疑者(57)が逮捕された事件について続報です。
バンコク:日本人が知人を麻薬の運び屋にしようとし逮捕 (2019年3月14日)
https://pattayaja.com/2019/03/14/%e3%83%90%e3%83%b3%e3%82%b3%e3%82%af%ef%bc%9a%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%81%8c%e7%9f%a5%e4%ba%ba%e3%82%92%e9%ba%bb%e8%96%ac%e3%81%ae%e9%81%8b%e3%81%b3%e5%b1%8b%e3%81%ab%e3%81%97%e3%82%88%e3%81%86/
本ニュースについては、日本の以下のANNニュースが3月13日に報じていますので、こちらなどをご覧ください。
元暴力団組員の小野和彦容疑者(57)は、販売目的で覚醒剤を所持していた疑いでタイ警察に逮捕されました。
小野容疑者は2日、ゴルフクラブに覚せい剤約700グラム、4500万円相当を隠して、知人に密輸させようとした疑いがもたれています。
知人がゴルフクラブからシャカシャカ音がするのを不審に思い、ゴルフショップに持ち込んだところ、中から覚せい剤が見つかったということです。
ゴルフクラブを持ち帰っていたら、その人が覚せい剤の密輸で捕まってしまっていたかもしれない、恐ろしい事件です。
被害者の人は幸いな事に、中に覚せい剤が入っている事がわかった後は、至急でバンコクの日本国大使館に連絡。大使館が迅速に保護し、事なきを得ました。
このようにして逮捕された小野容疑者ですが、小野容疑者は逮捕後の現在、「自分も騙されたのだ」とする趣旨の主張をしている事がわかりました。これは関係者へのPJAニュースの取材で判明したものです。
ゴルフクラブに覚せい剤を隠し、日本人の知人を日本への麻薬の運び屋にしようとしたとして逮捕されている小野容疑者が、いったい誰にどう騙されたという主張なのか?非常に疑問の多い主張内容です。
これらの主張内容を変えなければ、今後はタイの刑事裁判で小野容疑者がこの主張をし、その主張内容の詳細が明らかにされた上で、それに対しての審理が行われる事になります。
小野容疑者がこのような主張内容をしているとなると、今後の刑事裁判は注目を浴びることになりそうですね。
仮に、小野容疑者の主張が裏付けられるように、他に主体的に行った犯人がいるとなれば、日本に麻薬を送ろうとしている組織がある事になります。この可能性を確認するためにも、他に関与している人間がさらにいるのかどうか、当局によるしっかりとした捜査が追加される事が望まれます。
タイでも本ニュースは大きく報じられており、以下のように現地ニュースにもなっています。
このような事件も実際に起きていますので、他人の荷物を預かるなど不用意な事はされないように、皆様もくれぐれもご注意下さい。
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