タイ総選挙:本日の投票に外国使節団の監視
本日の2019年3月24日はタイ総選挙の投票日。現在、タイ全土の投票所で投票が行われています。
この投票が適切に行われていることを確認するため、海外からの使節団をタイに招いて監視が行われています。
タイ大手英字メディアのBangkokPostが今朝、伝えています。
BangkokPost)Foreign envoys, organisations to observe polls(2019年3月24日)
BangkokPost)海外の使節団、投票を監視
https://www.bangkokpost.com/news/politics/1650004/foreign-envoys-organisations-to-observe-polls
報道によると、本日の3月24日のタイ総選挙は、海外からの使節団の監視が行われます。
選挙管理委の幹部は昨日の3月23日(土)、海外11ヵ国と、民主化を支援する国際機関であるIDEAの使節団が、タイ総選挙の投票が適切に行われているかどうかを監視することを語りました。
(参考:IDEA公式サイト<英語のサイトとなります>)
https://www.idea.int/
海外からの使節団は大きく二つに分けられます。
一つはタイの選挙管理委員会に招聘された42人で、主にアセアン諸国から招聘されています。このグループは明後日の火曜日まで監視のために滞在の予定です。
もう一つは、各国の大使館などを通じて要請が行われた、アメリカ、オーストラリア、カナダ、および欧州やアジアの選挙調査関連国際機関などで構成されている145人です。
ただしこの監視について、EUは準備期間が不足していた事を指摘しています。
EUによれば、このような選挙が適切に行われているかどうかを監視するためには、国際的な選挙監視の宣言に従うと、タイ全土にわたり独立した監視機関の調査・監視が必要であり、そのためには正式な招待状を6か月、遅くとも4か月前には出していなければ実施できない。しかし今日のタイ総選挙では、その期間の間タイから招待がなかった点を指摘しています。
報道されている概要は上記の通りです。
海外各国や国際機関からの監視も行われる中で実施される、本日が投票日のタイ総選挙。
世界からの注目の高さもわかります。
今日の投票は、タイ大手メディアも投票率80%以上と予想する中、タイ全土で現在、投票が進んでいます。
7月には日本は参院選!在外投票の為、今月に在外選挙人名簿へ登録を!
(PJAニュース特集 選挙に行こう!2019)
現在、在タイ日本大使館や外務省も在外投票を呼び掛けていますが、在外投票の投票率は前回選挙で実質2%未満にまで低下してしまっています。この低投票率が、現在の日本の選挙の大きな問題の一つなのです。これでは国民の意思を反映した政治が実現する事も出来なくなってしまっており、日本の民主主義の土台が揺らいでしまっています。
日本では、国民自身が選挙の投票に行き、一人一人の意思を選挙で示す事が必要となっています。
在外投票の機会である参院選が今年の7月にあり、大使館も在外選挙人名簿の登録を簡単に出来るようにして、広報にも注力して投票を呼び掛けている現在、タイに住む日本の国民としては、日本の選挙の重要性を理解して在外投票できちんと自身の一票を投票するようにしなければいけません。
この記事を読まれている多くのタイ在住の日本人の方も是非、今年の日本の選挙に、在外選挙で投票しましょう!そのために、まず来月の3月を目途に、在外選挙人名簿の登録を実施されてください。
PJAニュースでは、この重要性を伝えるために特集「選挙に行こう!2019」を配信しています。
PJAニュース 特集:選挙に行こう2019 過去記事)
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