パタヤ:24日のタイ総選挙、パタヤの投票率66%
24日に投票が実施されたタイ総選挙、パタヤ地区の投票率は66%と、期日前投票が80%を超えたのに比べて大きく低下しました。
パタヤの英字メディアのPattaya Mailが本日、以下のように伝えています。
Pattaya Mail)Pattaya goes to the polls (2019年3月27日)
Pattaya Mail)タイ総選挙、パタヤ市民投票へ
https://www.pattayamail.com/news/pattaya-goes-to-the-polls-250362
報道によると24日、多くのパタヤ市民がタイ総選挙への投票へ行き、暑い中でも、8年ぶりの自由な選挙での投票をしました。
パタヤ市内の投票所は全て、24日の投票日は朝から夕方5時の投票受付終了まで忙しい状態となっていました。
パタヤの投票率は66%と、予想された80%以上の投票率を大きく下回りました。パタヤエリアの期日前投票では、投票率は80%を超えていたため、同様の高い投票率が予想されていました。
それでも、特にスクンビット通りのパタヤの第七学校の投票所には多くの有権者が投票に訪れていて、渋滞が発生していました。
報道されている概要は上記の通りです。
リンク先のPattaya Mailの記事を見ると、他に女優・モデルの”Yaya”さんが投票をする様子などが写真付きで報じられています。
投票率が予想を大きく下回るとは言っても、それでも投票率は66%。日本よりは大分高い投票率です。タイにおいては、2011年の総選挙では投票率が約75%でしたから、今回の投票率の66%は、2011年よりは9%ほど低い投票率となります。
日本人の視点で見ると、タイが義務投票制である事を鑑みても、日本よりは遥かに高い投票率であり、選挙への意識の高さは羨ましいですね。
日本も、投票をすることの重要性を、もっと意識をしないといけません。
「悪い政治家をワシントンへ送るのは、投票しない善良な市民達だ。」
(ウィリアム・サイモン(*) 米国のニクソン大統領の折の米国財務長官、1927年11月27日 – 2000年6月3日)
上記のウィリアム・サイモンの言葉の通り、民主主義の国家において、国民が選挙で投票をする事は、民主主義を機能させるために非常に重要な事です。
(*)ウィリアム・サイモン(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%
7月には日本は参院選!在外投票の為、今月に在外選挙人名簿へ登録を!
(PJAニュース特集 選挙に行こう!2019)
現在、在タイ日本大使館や外務省も在外投票を呼び掛けていますが、在外投票の投票率は前回選挙で実質2%未満にまで低下してしまっています。この低投票率が、現在の日本の選挙の大きな問題の一つなのです。これでは国民の意思を反映した政治が実現する事も出来なくなってしまっており、日本の民主主義の土台が揺らいでしまっています。
日本では、国民自身が選挙の投票に行き、一人一人の意思を選挙で示す事が必要となっています。
在外投票の機会である参院選が今年の7月にあり、大使館も在外選挙人名簿の登録を簡単に出来るようにして、広報にも注力して投票を呼び掛けている現在、タイに住む日本の国民としては、日本の選挙の重要性を理解して在外投票できちんと自身の一票を投票するようにしなければいけません。
この記事を読まれている多くのタイ在住の日本人の方も是非、今年の日本の選挙に、在外選挙で投票しましょう!そのために、まず来月の3月を目途に、在外選挙人名簿の登録を実施されてください。
PJAニュースでは、この重要性を伝えるために特集「選挙に行こう!2019」を配信しています。
PJAニュース 特集:選挙に行こう2019 過去記事)
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