2019年4月1日 PJA NEWS) 特集:選挙に行こう!2019 (5)

選挙に行こう!2019(5)在外選挙人の名簿登録は出張領事でも!シラチャは4月25日(木)11時~14時

以下の過去記事で、在外選挙人名簿の登録は、申請をすると現状はおおむねわずか5分程度で受け付け完了するほど簡単なことや、外務省や日本大使館も登録を呼び掛けていることをお伝えしました。

PJAニュース過去記事)選挙に行こう!2019(2)在外投票はこんなに簡単!まずは早めに登録を
https://pattayaja.com/2019/02/25/%e9%81%b8%e6%8c%99%e3%81%ab%e8%a1%8c%e3%81%93%e3%81%8620192%e5%9c%a8%e5%a4%96%e6%8a%95%e7%a5%a8%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%93%e3%81%aa%e3%81%ab%e7%b0%a1%e5%8d%98%ef%bc%81%e3%81%be%e3%81%9a%e3%81%af/

この、とても簡単な在外選挙人名簿の登録。

でも、PJAのあるパタヤもそうですが、なかなかバンコクの日本大使館などに行く機会が多くはないというタイ在住の日本人も多いのではないでしょうか。

そんな方は是非!日本大使館の「領事出張サービス」をご利用下さい。領事出張サービスでも、在外選挙人名簿の登録の申請が可能です。

(領事出張サービスについての詳細は、以下の日本大使館のサイトでご覧いただけます。
利用できるサービスの中に「在外選挙人名簿登録申請」があります)
在タイ日本国大使館)領事出張サービスについて
https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular_shuccho.html

ただし、今回の4月25日の出張領事での申請の場合、申請後に在外選挙人証が受け取れるのは通常は3か月ほど後になりますので、7月の参院選に必ずしも間に合うとは言えません。そこで登録の申請がまだの方は、もしバンコクの在タイ日本国大使館の領事部へ今月の早いうちに行ける方は、是非バンコクでお手続きをお願いします。

次回出張領事サービス(シラチャ)は4月25日11時~14時

次回の出張領事サービスはシラチャで4月25日(木)に、以下の通り予定されています。

(出張領事サービス<シラチャ、2019年4月25日>)

日時:4月25日(木)午前11時~14時
場所:チョンブリ・ラヨーン日本人会大使館連絡窓口
住所:イースタンタワー1階 39 Soi Tatsubar 2, Jermjomphol Rd., Sriracha, Chonburi 20110
地図

場所は、上記の地図のイースタンタワーの一階にあるCRJA(チョンブリラヨーン日本人会)の大使館連絡窓口で行われます。

在留届を出している方であれば、本人申請の場合はパスポート(*)を持って、出来れば事前に以下の日本国大使館の連絡先に電話予約をしておいてから、当日会場で登録の申請書を記入して提出してください。

在タイ日本国大使館での事前予約の際の連絡先

在タイ日本国大使館領事部旅券・証明・戸籍国籍班
電話: 02-207-8501, 02-696-3001

(*)持ち物として、在留届を出していない方は、末尾の資料の通りタイの居住を証明する書類も必要です。
在留届を出していない方は是非、まず在留届を提出されてください。
提出は、以下の外務省の「オンライン在留届(ORR-net)」でも申請ができます。

外務省)オンライン在留届(ORR-net)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

尚、予約はしていなくても当日に窓口で申請を受け付けてくれるという事ですが、予約者が優先となりますので、待ち時間が長くなってしまう事などがありえます。そのため、できれば事前に大使館に予約をしておく方が良いでしょう。

ご本人がお忙しければ、同居家族の方が代理で、領事サービスで同様に申請する事も可能です、詳細は以下の御案内をご覧ください。

上述の通り、7月の参院選に在外選挙人証の受け取りを間に合わせるためには、バンコクの大使館に今月の早いうちに行かれて手続きをする方が、選挙に間に合う可能性が高まります。

ただ、バンコクにまでは行けない方は、4月25日(木)の領事出張サービスでなら、シラチャでも申請ができます。

シラチャでの4月25日の申請の場合、7月の参院選には間に合うとは限らないものの、十分間に合う可能性もありますので、3月の出張領事サービスで登録できなかった方で、4月頭のうちにバンコクにまで行くのは大変という方は、是非4月25日(木)のシラチャーでの領事出張サービスをご利用下さい!

(在タイ日本国大使館領事部)リーフレット

尚、領事出張サービスの2019年4月~6月の予定は、以下からダウンロードいただけます。

(2019年4月以降、領事出張サービス予定 PJAニュースのサーバーからのダウンロードとなります)
20190227_領事出張2019年4月から

(PJAニュース特集 選挙に行こう!2019)

現在、在タイ日本大使館や外務省も在外投票を呼び掛けていますが、その在外投票の投票率が第一回の記事の通り、実質2%未満にまで低下してしまっているのが、現在の日本の選挙の大きな問題の一つなのです。

これでは国民の意思を反映した政治が実現する事も出来なくなってしまっており、日本の民主主義の土台が揺らいでしまっています。

国民自身が、選挙の投票に行き、一人一人の意思を選挙で示す事が必要となっているのです。

「正しき政治の行われる為には、

正しき選挙の行われる事がその要件であります。」

岡田啓介 第31代内閣総理大臣(1934~1936年) (*)

岡田は戦前の5・15事件の後に内閣総理大臣を務めた人物、だからこそ、民主的な「正しい政治」のために、正しい選挙が行われる事が必要な要件であることを説いた言葉にも説得力がありますね。

正しき選挙を実現するためには、日本の有権者がそれぞれ日本の将来のことを考えて、自由意思で投票する事が必要です。

ぜひ、タイなど海外に在住する日本人も、7月の参院選に投票しましょう!

(*)岡田啓介

日本の軍人、政治家。第31代内閣総理大臣を務める、最終階級は海軍大将。

戦前から戦中の軍人の高官でありながら、当時の軍人らしい英雄譚などは一切ない軍人らしからぬ人物で、第二次大戦開戦時においてもアメリカとの開戦を避けようと尽力した和平派の中心的な人物です。第二次大戦の開戦後も和平派として東条内閣打倒の運動を行い、終戦まで和平のために尽力しました。

このように命を懸けて和平のために戦った軍人である岡田の言葉だからこそ、重みを感じるのが上記の言葉です。

戦後、極東軍事裁判で首席検事を務めたジョセフ・キーナンは岡田を含む4人を「戦前の日本を代表する平和主義者」と評価し、ホームパーティーに呼んで歓待したという逸話も残っています。

岡田は晩年に口述で「岡田啓介回顧録」を残しており、これにより戦前から戦中の詳細な岡田の記録が残っています。

(岡田啓介 Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E7%94%B0%E5%95%93%E4%BB%8B

(参考過去記事:同時代の第二次大戦時にタイに駐留した日本陸軍の第18軍司令官、中村明人を取り上げたコラム)

PJAコラム)タイでは皆知っている日本人”小堀”のルーツとなった実話とは!?(2017年10月29日)
https://pattayaja.com/2017/10/29/%e3%82%b3%e3%83%a9%e3%83%a0%e3%82%

7月には日本は参院選!在外投票の為、今月に在外選挙人名簿へ登録を!

(写真はイメージです)

PJAニュース 特集:選挙に行こう2019 過去記事)

補足)在タイ日本国大使館から詳細な在外選挙制度のQ&A形式での説明等をいただいていますので、以下に引用しご紹介します。

在タイ日本国大使館) <在外選挙について(Q&A)>

1 在外選挙って何ですか?

仕事や留学などで海外にお住まいの有権者の方が,外国にいながら国政選挙(衆議院議員選挙及び参議院議員選挙等)に投票できる制度を「在外選挙制度」といい,この制度による投票を「在外投票」といいます。在外投票ができるのは,満18歳以上の日本国籍保有者で,在外選挙人名簿に登録され在外選挙人証を持っている方です。

2 どの選挙に投票できるの?

具体的には,衆議院及び参議院の比例代表選挙,衆議院小選挙区及び参議院選挙区の選挙,またそれらの補欠選挙・再選挙に投票することができます。

3 具体的にどんな手続が必要なの?

 在外選挙人名簿への登録申請を行い,事前に在外選挙人証を取得します。申請は居住地を選挙管轄する各在外公館(大使館,総領事館)で行います。申請書,必要書類等が揃っていれば,5分程度で手続が完了します。

4 登録資格の要件は?

〇年齢満18歳以上の方

〇日本国籍をお持ちの方

 (居住国への帰化などにより,日本国籍を失った方は対象になりません。)

〇海外にお住まいの方

 住所を選挙管轄する在外公館の管轄区域内(注1)に,引き続き3か月以上居住していること。(注2)

〇在外選挙人名簿に未登録であること。

 なお,日本国内の最終住所地の市区町村に転出届を提出していない方は,先に転出の届出を済ませた上で登録申請を行ってください。

(注1)チェンマイ,ランパーン,ランプーン,チェンラーイ,パヤオ,メーホンソーン,ナーン,プレー,ウッタラディットの各県にお住まいの方は,在チェンマイ総領事館領事窓口でご申請ください。

(注2)3か月未満でも申請可能です。在外公館で申請書を一旦お預かりし,居住期間3か月経過時に,改めて申請者に住所を確認した上で手続きを行います。

5 申請に必要なものは?

申請人本人又は在留届に記載されている同居家族等(注3)が,下記書類を持参の上,住所を管轄する在外公館の領事窓口,領事出張サービスなどで直接申請してください。

〇在外選挙人登録申請書(当館備付け。外務省や当館HPからもダウンロードできます。)

〇旅券(提示できない場合は,旅券に代わる身分を証明する書類(運転免許証等))

〇管轄区域内に引き続き3か月以上居住していることを確認できる書類(賃貸借契約書等。なお,在留届を管轄の在外公館に3か月以上前に提出済みの場合は不要です。)

 (注3)同居家族による代理申請の場合には,上記書類に加え,申請人によって記入済みの「申出書」及び代理申請者の旅券(他のものは認められません)が必要となります。

6 申請書に書く内容は?

 申請書には,氏名,生年月日,本籍地,現住所,日本からの出国日,選挙管轄する領事官の管轄区域内に住所を定めた日,日本で住民票に記載されていた最終住所などの記入が必要です。御来館前に,日本の最終住所地と本籍地を御確認ください。

7 どこの選挙管理委員会に登録するの?

登録先の市区町村選挙管理委員会は,日本の最終住所地の市区町村選挙管理委員会となりますが,1994年(平成6年)4月30日以前に日本を出国した方,日本国外生まれで日本に居住したことがない方などは,本籍地の選挙管理委員会となります。

8 提出した申請書はその後どうなるの?

 在外公館では,申請書を受付し,外務省経由で国内の市区町村選挙管理委員会に送付します。申請先の市区町村選挙管理員会では,申請者の登録資格を確認した後,在外選挙人名簿への登録を行い,「在外選挙人証」を発行します。在外選挙人証は,在外公館経由で申請者に交付されます。

9 登録申請から在外選挙人証の受領までどのくらいかかるの?

通常2~3か月かかります。

10 転居・結婚などで住所・氏名が変わった場合はどうすればいいの?

 在外選挙人証に変更が生じた場合は,居住地を選挙管轄している在外公館を通じて,記載事項変更の手続を行ってください。

11 在外選挙人証を紛失したらどうしたらいいの?

 在外選挙人証を紛失した場合は,居住地を選挙管轄している在外公館を通じて,速やかに再交付の手続を行ってください。

12 在外投票ってどうするの?

投票方法には,在外公館で行う「在外公館投票」,国際郵便等によって行う「郵便等投票」,選挙の際に一時帰国している方や帰国後間もないため国内の選挙人名簿にまだ登録されていない方が日本国内で行う「日本国内における投票」があります。いずれの場合も在外選挙人証が必要です。

(1)在外公館投票

    在外公館等投票記載場所へ出向いてその場で投票する方法です。投票には「在外選挙人証」と「旅券」(又は公的機関発行の身分証明書等)の提示が必要です。在外選挙人証,旅券を提示できない場合は,どのような事情があっても投票することはできません。

(2)郵便等投票

あらかじめ登録先の市区町村選挙管理委員会に投票用紙及び投票用封筒の交付を請求し,自宅等に送付された投票用紙等に記入して,登録先の市区町村選挙管理委員会へ郵送する手順で投票する方法です。

※住所や投票用紙の送付先に変更が生じた場合は,変更後の住所登録を,選挙管轄する在外公館で在外選挙人証を添えて変更手続を行ってください。

(3)日本国内における投票

選挙期間に一時帰国している場合や帰国してまだ間がないため国内の選挙人名簿に登録されていない場合に,国内の投票方法(選挙当日の投票,期日前投票,不在者投票)を利用して投票する方法です。

13 在外公館投票はどこでするの?

 在外選挙人証及び旅券があれば,国,地域を問わず在外公館投票を実施するすべての大使館,総領事館で投票することができます。ただし,投票期間は公館毎に異なりますので,事前の確認が必要です。

14 郵便等投票って何?

 郵便等投票は,登録先選挙管理委員会に対し,投票用紙等の交付請求を行い,入手後,投票用紙に記入の上,再び選挙管理委員会へ郵送する方法です。在外公館投票を実施している投票所から遠隔の地域にお住まいの方に便利な投票方法です。

 具体的な手続の流れは以下のとおりです。

(1) 投票用紙等の請求

 あらかじめ登録先の選挙管理委員会に「在外選挙人証」と「投票用紙等請求書」(総務省や外務省のHPなどから入手可)を送付の上,投票用紙等の請求を行います。この投票用紙等の請求は,いつでも請求することができますので,郵送日数を考慮して早めに請求することが大切です。

(2) 投票用紙等の交付

 投票用紙等の請求を受けた登録先の選挙管理委員会は,投票用紙等を郵送により直接交付します。

(3) 投票用紙等の送付

 投票用紙等の交付を受けた後,選挙の公示又は告示の日の翌日以降,同用紙等に記入の上,日本国内の投票日の午後8時までに,投票所に到達するよう,選挙管理委員会宛に送付します。

●外務省広報

  https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/pdfs/yuubintouhyou.pdf

15 日本国内でも投票できるの?

一時帰国などにより,国内で投票する場合,在外選挙人証を提示して国内の選挙人と同様に国内の投票方法により投票することができます。

具体的には,公示又は告示の日の翌日から選挙期日の前日までの間は,期日前投票及び不在者投票,投票日当日は投票所において投票することができます。

なお,日本国内での投票を希望される方は,必ず事前に登録先の市区町村選挙管理委員会に投票方法の詳細についてお問い合わせください。

16 出国前申請って何?

在外選挙人名簿への登録申請は,従来,出国後に在外公館に出向き申請することが必要でしたが(在外公館申請),平成30(2018)年6月1日から,国外へ転出する方が市町村の窓口で転出届をする際に,在外選挙人名簿への登録の申請を行えるようになりました(出国時申請)。

出国時申請は,申請される方の負担を大幅に軽減することができ,利便性の向上につながるものです。これから国外へ転出される方は,是非出国時申請を積極的に御活用ください。

 

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