HOYAのタイ工場にサイバー攻撃、仮想通貨狙いか?
2019年2月末に、日本の光学大手HOYAのタイ工場がサイバー攻撃を受けていた事が、本日の4月6日にわかりました。
本日先ほど、共同通信が次のように報じています。
共同通信)HOYAタイ工場にサイバー攻撃 (2019年4月6日)
https://this.kiji.is/487066165657125985
光学機器大手HOYAのタイにある工場のシステムが2月末、サイバー攻撃を受け、多数のパソコンがウイルスに感染する被害に遭ったことが6日、分かった。レンズ生産ラインの一部が3日間にわたりダウンしたため、日本国内の眼鏡店への在庫供給に遅れが出るなどの影響が出た。
HOYAによると、攻撃者は仮想通貨を不正取得するウイルスを、タイ工場のパソコンに送り込もうとしたとみられる。その前段階としてID、パスワードを盗むウイルスに100台程度が感染した。仮想通貨関連ウイルスの感染は食い止めたとしている。
仮想通貨の不正取得を狙う攻撃で、具体的な事例が明らかになるのは珍しい。
HOYAのタイ工場に、仮想通貨の不正取得を狙ってサイバー攻撃というのは、いかにも現代的な手口ですね。
攻撃がされたのが2月末ということですから、一か月強たっての報道となりました。
日本の大手メーカーであるHOYAが、仮想通貨が狙われてサイバー攻撃を受け、これによりレンズ生産ラインの一部が3日間にわたりダウンするという被害が出ていますから、他の多くの日本企業も同様の被害に合わないよう、サイバー攻撃へのセキュリティーへの意識が高まりそうです。
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