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追記)在タイ韓国大使館は、在日韓国人を通常保護しない






2019年4月6日 PJA NEWS)

追記)在タイ韓国大使館は、在日韓国人を通常保護しない

以下の過去記事の中で、在日朝鮮人に対してタイでは韓国大使館は保護を行わない実態について少し記載しました。

PJA NEWS)日本人監禁事件に続報、在日朝鮮人に韓国大使館が動いた疑問 (2019年4月4日)
https://pattayaja.com/2019/04/04/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E7%9B%A3%E7%A6%81%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%80%81%E5%9C%A8%E6%97%A5%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E4%BA%BA%E3%81%AB%E9%9F%93%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E4%BD%BF%E9%A4%A8%E3%81%8C%E5%8B%95%E3%81%84/

本記事については、かなり基本的な事しか書かなかったのですが、意外と反響がありました。いただいた反響をお伺いすると、意外とこんな事でも知られていないのだと思いました。しかし一方で、誤解をされてしまっている内容での反響もありました。
そのため、この点について説明を少し補記します。

前回記事で記載した通り、タイにおいて、在日朝鮮人に対して在タイ韓国大使館は通常、保護対応をしていません。ここでいう「在日朝鮮人」の言葉は複数の意味がありますが、前回記事の意味するところは以下のWikipediaの「在日韓国・朝鮮人」にあたる、日本に在留する韓国・朝鮮籍外国人のことです。

「在日韓国・朝鮮人」(Wikipedia) 」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%83%BB%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E4%BA%BA

在日韓国・朝鮮人(ざいにちかんこく・ちょうせんじん)は、日本に在留する韓国・朝鮮籍外国人のこと。特別永住者のみを指したり、韓国・朝鮮系日本人(帰化者や国籍取得者[3]、先祖が韓国・朝鮮籍であるが日本国籍で生誕)も含めたりと、その定義が変わることもあるが、本項目では政府公式の統計情報として記録されている日本に在留する韓国・朝鮮籍の者と定義して記述する

つまりタイにおいて在タイ韓国大使館は、在日朝鮮人はもちろんですが、韓国籍の在日韓国人を含めて、保護をしないのが通常なのです。

(写真はイメージ)

韓国大使館が、在日韓国人の方を保護しないことには理由があります。

上記のWikipediaに詳細な在日朝鮮人の歴史的な経緯が書いてあり、これはかなり正しく書かれていると思います。この概要を説明すると、第二次世界大戦の戦前、戦中に、日本国内の方が高給が得られることなどから、多くの朝鮮半島出身の労働者が日本に流入しました。
しかし日本が敗戦し戦後を迎えると、朝鮮半島への引き上げ希望者は全て引き揚げさせるというGHQと日本政府の方針に従って、ほとんどは朝鮮半島へ引き上げました。
しかしながらその後は朝鮮戦争が勃発、多くの朝鮮半島出身者が戦禍を逃れるために日本に流入したのです。
このようにして日本に在住する朝鮮半島出身者が戦後も増加し、これがいわゆる「在日朝鮮人」の主なルーツです。

この経緯については「日本が戦争のために朝鮮半島から強制的に徴用して日本に来させ、帰還もさせず、在日朝鮮人が生まれた」という話がありますが、これは全くの誤りです。

そもそも戦時中に国民徴用令が適用されて朝鮮人が徴用されたのは、1944年9月から1945年3月までのわずか7か月間です。1945年3月に下関~釜山の運行が止まったため、徴用も止まりました。

そのわずか7か月の間に徴用されて日本に来た朝鮮半島出身者で、かつ朝鮮半島に帰還せず日本にとどまったのは、1959年に日本の外務省が調査した所、わずか245人しかいませんでした。これを受けて外務省は「大半が自由意志で来日・在留した者」と調査結果をまとめています。(1959年7月13日朝日新聞報道)

このような経緯で生まれた在日朝鮮人ですが、戦後に朝鮮戦争を経て、朝鮮半島が北朝鮮と韓国の南北に分かれた事から、国籍を韓国にするか、もしくは朝鮮籍とするか、日本に帰化するかなどという選択をしていくこととなりました。

この選択を迫られた初期の頃は、実際には北朝鮮の出身でも、韓国のソウルの適当な住所を本籍とさせて、韓国籍を得る事なども認められていました。このようにして在日朝鮮人から、韓国籍の「在日韓国人」が生まれたのです。

ちなみに、他に北朝鮮籍にするという選択肢もありそうに思いますが、北朝鮮は「海外生まれの人間に国籍を発行しない」という対応があったようです。
このあたりの実情については、実際に在日朝鮮人の若い方が話されていて、話の内容はかなり正確と感じるインタビュー記事がありました。
以下を読んでいただくと実情がわかりやすいと思いますので、是非一度ご覧になってみてください。

ニコニコニュース)“在日”と国籍――北朝鮮は海外生まれの人間に国籍を発行しない
https://originalnews.nico/50391

前回記事で続報を報じた事件の黄健一容疑者は、日本の多くの報道でも「韓国籍」もしくは「韓国人」と伝えられていますから、上記のルーツの在日韓国人の人間でしょう。

そして、この在日韓国人を含めて、在日朝鮮人の方がタイで韓国大使館に保護を要請しても、通常は保護などされない事を前回記事で言及しました。

実際に同様のケースで韓国大使館に保護を要請した事があるビザ業者などに取材すれば、これはすぐにわかることです。

多くの経験者の方々が言うのは、韓国大使館で在日韓国人の保護を求めると「そもそも在日韓国人は徴兵の義務も果たしてもいない、韓国の本籍だって本当にルーツがあるのかもわからない、パスポートだって韓国の大使館でなく、日本の民団(*)とかで申請したものじゃないかという人でしょう」という対応をされて、在日朝鮮人の方は保護の対象としてもらえないのが、通常の在タイ韓国大使館の一般的な対応です。

(*)民団
在日本大韓民国民団の略称。日本に定住する、朝鮮半島にルーツを持つ人のための人格なき社団
Wikipedia)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E9%9F%93%E6%B0%91%E5%9B%BD%E6%B0%91%E5%9B%A3
民団ウェブサイト) http://www.mindan.org/

この韓国政府による、多くの在日韓国人の方への対応は、傍から見ていても可哀そうと思います。
このような事情から在日韓国人の方がタイで途方に暮れてしまうわけですが、このような際にタイでも在日韓国人に救済や保護をしてくれているのが、前回記事で記載した通り、日本大使館です。本当に、日本大使館の対応は優しいと思いますね。

ところが黄健一容疑者の死亡については、前回記事で記載した通り、韓国大使館が調査を依頼したと伝えられています。
上記の通り通常は在日韓国人は保護もしない韓国大使館が、この事件では異例の死因の調査を要請した事になりますから、かなり異例の対応と感じます。そのため、在タイ韓国大使館の対応に違和感を感じるわけです。

なお、一部に妙に感情的な反響もあったようですが、在日朝鮮人の方々の今の実情としては上記のインタビュー記事など見てもわかるように、既に戦後に長い時間がたっていて、もはや在日朝鮮人の方でも日本で生まれ、日本で育った人がほとんどとなっており、もはや日本人とほぼ何ら変わらないのが実情です。

一部に、今回の容疑者のような事件を起こした人間がいたとしても、それは当然ながら日本人でも、女性を騙して暴行、脅迫し、金を巻き上げる人間も一部にはいますから、それも同じです。どちらも逆に、本当に優秀な人や、優しい人も多くおり、これにより社会的な良識が形成されているのです。

このような実情も理解せずに、人種差別的な意味での感情を持つ日本人がいれば、そもそも日本人としての品位を傷つける非常に恥ずかしい行為であり、それこそが許されない行為です。

昨今の徴用工問題や慰安婦問題での韓国側のねつ造なども多くあるため、現在日韓関係は非常に悪化しています。
しかしながら、
韓国「政府」の対応の酷さについては、日本としては冷静に論理的な批判のみをするべきであり、感情的な対応を日本がするべきではありません。

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