2019年4月11日 PJA NEWS)

バンコク)セントラルワールドで大規模火災、2名死亡、15名負傷(動画付き)

昨日の2019年4月10日の夜、バンコクの中心部にあるセントラルワールドで大規模な火事があり、少なくとも2名が死亡、15名が負傷しました。

セントラルワールドは日本の伊勢丹のバンコク店も隣接する、タイに住む日本人も大半の人が行った事がある、以下の大手ショッピングモールです。

タイ大手英字メディアのBangkok Postが昨夜、次のように伝えています。

Bangkok Post)Fire kills 2 at CentralWorld in Bangkok(2019年4月10日)
Bangkok Post)バンコクのセントラルワールドで火災、2名死亡
https://www.bangkokpost.com/news/general/1659704/fire-kills-2-at-centralworld-in-bangkok

(2019年4月10日 バンコクのセントラルワールドの火事の様子
写真:タイ警察提供)

報道によると、2019年4月10日(水)の夜、バンコクの大型ショッピングモールのセントラルワールドで火災が発生。少なくとも2名が死亡、15名が負傷しました。この火災から逃れる為に、しょっぴんセンターの8階から飛び降りてしまった人もいました。

セントラルワールドの運営会社はFacebookに発表した所によると、火災は昨日10日の午後5時40分ごろ、バンコクのセンタラ・グランド・ホテルに隣接するショッピングセンターの、セントラルワールドの8階で発生しました。

目撃者によると、セントラルワールド8階では分厚くて真っ黒な煙が立ち込め、爆発音も聞かれ、その火災から逃れようと二人が8階から飛び降りるのを見たと語っています。

この火災で、センタラグランドホテル、セントラルワールドショッピングセンターの両方で中にいた人は避難しました。運営会社の発表によれば、消防士たちの迅速な活動により、火災は発生してから約30分頃の午後6時10分頃には消火されたということです。

バンコクの都知事によると、この火災はセントラルワールド8階の書類管理室で発生したと見られています。この火災の原因と、この火災で消火システムが作動していたかどうかを調査するため、ショッピングセンターは調査が終わるまで閉鎖されます。

亡くなった二人は、いずれもショッピングセンターの職員だったということです。多くの煙を吸い込むなどした15人の負傷者は、近隣の大型病院に搬送され治療を受けています。

火災を受けて現場周辺の道路では、夜のラッシュアワーのような大渋滞が発生していました。

報道されている概要は、上記の通りです。

以下は、Channel News AsiaがTwitterで報じた実際の火災の映像や、一般の方が撮影した現場の写真などです。

(ショッピングセンターの8階から落ちてしまう映像も個人の方が撮影し拡散されているようですが、あまりにも凄惨な映像のため、本記事では引用していません。)

多くの日本人も訪れる、バンコクの大手ショッピングセンターのセントラルワールドで、凄惨な火災事件が発生しました。

煙の回りも相当に早かった様子がわかります。

消防隊による消火活動は迅速に行われたということですが、この煙の早さを見ると、この建物のスプリンクラーなどの消火装置は、正しく作動していたのでしょうか?

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