ソンクラーン4日目迄の交通事故、死亡237人、負傷2,322人
現在タイではソンクラーンの連休の期間となっています。
このソンクラーン休暇の時期はタイでも「最も危険な7日間」といわれるほど、交通事故も多い時期です。
今年のソンクラーン休暇の前半部分にあたる、2019年4月11日(木)から14日(日)までのタイ国内の交通事故の集計値が発表されました。
タイ大手英字メディアのBangkok Postが次のように伝えています。
Bangkok Post)Songkran road accidents, death toll continue to drop (2019年4月14日)
Bangkok Post)ソンクラーン休暇の交通事故、死亡者数が減少
https://www.bangkokpost.com/news/general/1661932/songkran-road-accidents-death-toll-continue-to-drop
報道によると、4月11日から14日のソンクラーン休暇の前半4日間の交通事故による死亡者数、負傷者数は、以下の通りでした。
日付、及びタイ国内の交通事故による死者、負傷者数(2019年)
4月11日(木) 死者 52名 負傷者 475名
4月12日(金) 死者 58名 負傷者 517名
4月13日(土) 死者 68名 負傷者 732名
4月14日(日) 死者 59名 負傷者 598名
4日間合計 死者 237名 負傷者 2,322名
上記の通り、死者237名、負傷者は2,322名でした。
日本人からすると、日本の交通事故の死亡者数は3,532人(2018年度、警察庁2019年1月4日発表値)。一日あたり平均で10人未満ですから、人口比で考えてもタイの人口は日本よりはるかに少ないのに、ここまでタイの交通事故死亡者数が多い事に驚かされてしまいます。
タイではもともと人口当たりの交通事故発生率も高く、昨年度のソンクラーンの最初の4日間の統計値は死者271名、2,526名でしたから、死者数で前年比-12.5%、負傷者数で前年比-8.1%と、死者数、負傷者数いずれも前年より減少し、改善しています。
なお、交通事故の発生件数は今年の上記4日間は合計2,232件で、昨年度の同期間合計の2,443件と比べると、交通事故発生件数も減少しています。
上記の通りタイの交通事故数などは改善はしているものの、依然として交通事故などは多い危険な状況にあります。
このタイの交通事故で「もっとも危険な7日間」のソンクラーン期間はまだ続きますので、事故などに巻き込まれないように皆様ご注意されて、ソンクラーン期間を安全に楽しまれて下さい。
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