パタヤ)男が鉄塔を登り危険に、レスキュー隊が救助(動画付き)
昨夜の2019年4月25日夜、パタヤ北部のナクルアで男が鉄塔をよじ登っていき、危険な状態となりましたが、レスキュー隊が救助に成功しました。パタヤ現地メディアのThe Pattaya NewsがFacebookに投稿したニュースで、次のように伝えています。
報道によると昨日の2019年4月25日の朝、パタヤ北部のNong Pla Laiで、地元の35歳の男性が、自宅近くの鉄塔によじ登り危険な状態となりました。男性の父親によると、男は薬物を欲っして、落ち込んだ様子があったということです。
男性はその後、7時間ほども経過した夕方になっても、降りる事を拒否して鉄塔に居続け、午後にはメディアも到着してニュースになっていました。
上った35歳の男性はArthit Nok氏というタイ人の男性でした。彼は誰かに無理に降ろされようとしたら、銃で撃つと言って脅していたため、降ろす事ができずにいました。(後にこれは嘘で、実際には男性は武器などもっていなかった事が判明しました。)
タイ警察や区の職員は一時間にわたる説得をしましたが、男性を降ろす事ができずにいました。これを見かねて、男性の父親の72歳のSeng Nok氏が鉄塔に上って説得しましたが、男性はこの説得も拒絶し、父親からタバコと水だけを受け取りました。
そして日も暮れて夜になって、レスキュー隊がフォークリフトを現場に持ち込んで救助し、男性を救出しました。
以下の動画は、実際の救出の際の模様です。
The Pattaya NewsがFacebookに投稿した救出時の動画
男性は病院に運ばれ、メンタル面も含めて治療が施されています。
薬の影響なのか、何の影響かわかりませんが、周りの人も、もう70代のお父さんも、本当に大変な事件となりましたが、最終的にはケガ人も出ず、救助されてよかったですね。
以下の過去記事の通り、タイでは薬物の蔓延が深刻な状態になっており、これが日本にも流入していることから、日本でも問題となっています。
PJAニュース)覚せい剤の昨年押収量が過去最高!日本にも流出 (2019年3月24日)
https://pattayaja.com/2019/03/24/%E8%A6%9A%E3%81%9B%E3%81%84%E5%89
パタヤも含めてタイの現地では、本ニュースのように薬物の影響が考えられる狂乱した行動による事件も多発しています。
タイの社会でも、薬物の蔓延を防ぐ取り組みが求められています。
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