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履歴書に偽名で就職も。本人確認は原本確認を






2019年5月7日 PJA NEWS)

履歴書に偽名で就職も。本人確認は原本確認を

タイの日系企業で、日本人が偽名で履歴書などを出して就職していた事が発覚する問題が起きています。

採用などする場合は、候補者が日本人であっても、本人確認書類はパスポートコピーなどだけでなく、必ずパスポートの原本なども確認して採用をされるようご注意下さい。

この問題については最近筆者も、バンコクやパタヤなどで多い飲食店投資詐欺についてプレジデントオンラインで報じた、以下の過去記事に登場する人物の家族が、2年ほど前にバンコクの日系企業に偽名の履歴書で就職していたという事を知りました。

President Online)日本人がカモに「タイの投資詐欺」全手口 (2019年2月18日)
https://president.jp/articles/-/27707

日系企業では女に不審な点が多々あった事から調べてみると、履歴書の名前も含めて偽名で、実際は上記記事に記載した1人の、飲食業界の日本人の息子の嫁(当時)だと判明したということです。

女の旦那の息子と、その父親の日本人親子は当時から、日本人向けの飲食店投資詐欺の被害の話で多く登場する人物のため、偽名で採用してしまっていた日系企業の方もご存知でした。そして企業側に本名や素性が露呈して、この親子の家族かと質問されると、女は会社から逃げてしまったということです。

幸いこの企業では女が逃亡したために被害は少なく済みましたが、偽名の社員を就職させてしまっており、気付けなければ危ない所でした。流石に社内にいる社員の本名すらもわからない、偽名で勤務というのでは、会社の中で何をされてもおかしくありませんから、非常に怖い話です。

同様に偽名で就職してしまっていたという話は、現在も多くお伺いするようになってきています。
また、就職だけでなく、契約の折の本人確認も同様です。

日本人であっても本人確認の折は、最初はパスポートなどの原本確認もしなければいけません。

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