2019年5月9日 PJA NEWS)

悠仁さまを「刺そうと思った」一般人が凶行に及ぶ日本の怪

日本で令和の元号に変わる直前に起きた、お茶の水女子大付属中学校(東京都文京区)で秋篠宮家の長男悠仁さまの机に果物ナイフが置かれていた事件。

警視庁捜査1課は迅速に建造物侵入容疑で長谷川薫容疑者(56)を特定し逮捕しましたが、この容疑者が悠仁さまを「刺そうと思った」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で明らかになっています。

この宮家の、まだ中学生の子供の悠仁さまを、別に個人的に恨みもないのに、一般人が殺害を企てて学校にナイフを持って侵入したこの事件。

非常にセンセーショナルな事件としてタイメディアでも、以下のように各誌で大きく報道されています。

<2019年5月8日>Matichon Online

<2019年5月8日>MGR Online
https://mgronline.com/japan/detail/9620000044099

<2019年4月28日>Thairath
https://www.thairath.co.th/news/foreign/1554946

(秋篠宮家の御家族写真
写真:宮内庁)

タイでも、大きな反響を悪い意味で呼んでいる、日本の長谷川薫容疑者(56)による犯行。
この犯行で不思議な点は、長谷川容疑者がこのような事を行った動機が、わかりにくい点です。

容疑者は逮捕後の警察の取り調べに「天皇家は血が濃いから駄目なんだ。悠仁さまをナイフで刺すつもりだったけど、教室にいなかったから包丁を机に置いて外に出た」という趣旨の供述をしています。

しかしながら、本当に天皇家の”血”に対して、そこまで凄まじい恨みがあったというなら、極左団体や、特殊な思想の宗教団体に入っていたなどの履歴がありそうなものですが、PJAニュースでも調べてみても、そのような団体への所属の過去はありません。

じゃあ一体なぜ、別に何の恨みもない子供を相手に、こんな凶行に及んだのでしょうか?

これについて、週刊文春が長谷川薫容疑者(56)について綿密な取材と調査をし、今日発売の文春に掲載しています。

週刊文春デジタル)「悠仁さまを刺すつもりだった」襲撃犯 長谷川薫(56)の正体 (2019年5月9日)
https://ch.nicovideo.jp/shukanbunshun/blomaga/ar1760982
(画像は週刊文春デジタルの上記ページの宣伝画像を引用)

長谷川薫容疑者は人物像としては、一人っ子で、父親は関西のある大学の食堂で調理師をしており、父母共に温厚な人柄の暖かい家庭で育ったといいます。大学からは東京の大学に通い、大学卒業後はコンピューター関連の企業に勤めていました。

しかしながら十数年前に父親が糖尿病で亡くなると、容疑者は持病のあった母親を心配し、東京の家を引き払って実家で暮らしていたと言います。

ここまでを見ると、とても天皇家に恨みを持って犯行を起こすような人物とは思えません。

犯行の頃は、長谷川薫容疑者は京都府内の西京区にあるUR住宅に住んでいました。
取材によると
生活保護を受給しており、周囲の話を聞いても見かけられる事も少ない、いわゆる「引きこもり」という状態だったということです。

そんな人間が、なぜ突然に、こんな犯行に及んだのか?

ある意味、日本の狂気的な犯行が伝わる事件かもしれません。そんな実情が、今日の文春に載っていますのでご紹介します。本誌にはより詳細な経緯が書かれていますので、御興味ある方は是非ご覧ください。

海外のタイでも話題の本事件。温厚な家庭で育った一人っ子が、こんな事件を起こすほどになるまで、日本の京都で一体何があったのか、注目が集まりそうです。

 

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