タイの4月輸出は2.6%減少に(前年同月比)
タイの今年の第一四半期の経済成長率が低下している、以下の記事に続報です。
PJAニュース)衝撃!タイ経済成長率が2.8%に低下(2019年第1四半期)
https://pattayaja.com/2019/05/21/%e8%a1%9d%e6%92%83%ef%bc%81%e3%82%bf%e3%82%a4%e7%b5%8c%e6%b8%88%e6%88%90%e9%95%b7%e7%8e%87%e3%81%8c2-8%e3%81%ab%e4%bd%8e%e4%b8%8b2019%e5%b9%b4%e7%ac%ac1%e5%9b%9b%e5%8d%8a%e6%9c%9f/
タイの商務省は昨日の2019年5月22日、先月の2019年4月の税関手続き済みのタイの輸出額は、前年同月比で2.6%の減少となったことを発表しました。
タイの大手英字メディアのBangkokPostが本日の2019年5月23日朝、EECエリアのレムチャバン港で山積みになった貨物の写真と共に、以下のように伝えています。
BangkokPost)April sees more export gloom (2019年5月23日)
BangkokPost)4月度の輸出が低迷
https://www.bangkokpost.com/business/news/1682360/april-sees-more-export-gloom
(写真はイメージ)
報道によると、昨日発表された商務省の輸出統計により、3月に続いて4月も輸出額が前年同月比でマイナスとなった事がわかりました。4月度は前年同月比でマイナス2.6%の低下となりました。
米中貿易戦争の影響により、タイでは輸出が低迷しています。冷凍果物や野菜など一部に増加している内容はあるものの、大半の製品は全般的に低迷しており、上記のBangkokPostの記事では輸出品の多い順に表にして、その内容を伝えています。
タイのプラユット首相は商務省に、大きくなっている米中貿易戦争の影響を調査し、必要に応じて援助策を立案・実施するよう指示しました。
前回記事の通り、タイではGDP経済成長率が鈍化していますが、これは経済成長において大きな割合を占める、タイからの輸出の減少が大きな理由となっています。
米中貿易戦争の影響は避けがたく、タイ政府としては今後も難しい局面が続きそうです。
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