2019年6月5日 PJA NEWS)

パタヤ)サブウェイの公道への駐車場看板、警察が強制撤去

パタヤのテパシット通りで、世界的なサンドウィッチのチェーン店の大手であるサブウェイの店舗が、店舗前の公道を勝手に「お客様用駐車場」だと表記し、他の人が車やバイクなどを止められなくなっている問題が発生しました。

事件があったのは、パタヤのテパシット通りにあり、スクンビット通りとの交差点にも近いナイトマーケット向かいの、以下の場所にできたサブウェイです。


(Google Street Viewの埋め込み
上記では喫茶店となっていますが、現在はサブウェイの店舗になっています。)

上記のGoogleの画像でも、路肩に車が停車しているのがわかります。ここは公道で、この場所は別に駐車禁止でもないですから、空いていれば自由に車やバイクを停める事ができるのですが、サブウェイの店舗はこの公道を、勝手に「お客様専用駐車場(SUBWAY Customer Parking Only)」だとする看板を設置し、問題となっていました。

この問題をパタヤの有力メディアのThe Pattaya Newsが伝えた所、パタヤ警察署は翌日に、このサブウェイの看板を強制撤去しました。

(サブウェイの問題の看板
写真はThe Pattaya Newsより)

このサブウェイの実質オーナーは外国人です。警察が現場に到着すると、オーナーはいないとスタッフが言っていたということです。警察は、公道への看板の撤去を命令しました。

(警察の命令で、店員に撤去される看板
写真はThe Pattaya Newsより)

このようにして、パタヤのTPN(The Pattaya News)でも取り上げられた問題の看板は撤去されました。

「サブウェイ」と言えば世界的に大手で有名なサンドウィッチチェーンの店舗ですが、その店舗でも、公道に勝手に看板を設置して駐車場として利用し問題を引き起こしていました。本件は「サブウェイ」の店舗が引き起こした事件ということもあって、パタヤの大手メディアのThe Pattaya Newsが報じて大きな反響となり、警察も即座に強制撤去を実施しました。

報道の後の警察の動きは非常に迅速で、PJA NEWSでは、この問題を取り上げたTPNの記事の日本語版を書こうかとしていた折には、もう警察の強制撤去が完了していたため、PJA NEWSとしては本記事が初報となるほどでした。

パタヤの現状としては、特にローカルな店舗などだと、公共の駐車場や駐輪場を勝手に自店の専用の駐車場だとして看板まで設置しているケースは散見され、今回のように、その店舗の実質オーナーは外国人である事も多く見られます。
このような問題も、報道により問題意識も高まっていますから、このような報道や摘発により、問題が改善されていく事が期待されます。

PJAニュースでは、TPN(The Pattaya News)の公式メディアパートナーとして日本語版ニュースを配信しており、TPNなどタイメディアへのニュース情報の提供や取材協力なども実施しています。

パタヤの日本人社会という観点で見ると、現在は悪質な日本人や、日本人と称する人間などによる問題が多数発生しており、タイでの日本の評価を下げている現状があります。このような社会問題を減らし、パタヤが安心して暮らせる街になるようにするためにも、PJAニュースとしても日本メディアだけでなく、英字メディアやタイメディアとも協力して、社会問題も広く取り上げていきたいと思います。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーメディアとして、日本語版を配信しています。

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