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パタヤ)市でモノレール計画を協議、実現性は?






2019年6月13日 PJA NEWS)

パタヤ)市でモノレール計画を協議、実現性は?

2019年6月11日の午後、パタヤ市役所で、パタヤのモノレール、もしくは路面電車計画についての協議が行われました。

パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsが伝えています。

ThePattayaNews)City government discusses monorail system to further develop Pattaya as a world class tourist destination(2019年6月12日)
The Pattaya News)パタヤ市がパタヤのモノレール計画推進について協議、世界的な観光地化を目指す
https://thepattayanews.com/2019/06/12/city-government-discusses-monorail-system-to-further-develop-pattaya-as-a-world-class-tourist-destination/

報道によると、パタヤ副市長はThe Pattaya Newsへのコメントで、この計画はバンコクからラヨーンを結ぶタイ高速鉄道の”EEC路線”と連動する計画のものとして考えられている事を語りました。この計画はパタヤの現在の酷い渋滞や、それによる大気汚染の問題を解決するものになると期待されています。

副市長はThe Pattaya Newsの取材に、建設などの具体的な担当企業名は回答をさけましたが、建設の予算規模については700憶バーツ程度を見込んでいる事を語りました。また、以下のようなコンセプトや予想図面などを複数発表しました。

パタヤモノレール
コンセプト図

この計画の発表に対し、SNSなどのパタヤ市民と見られる人々のコメントは否定的な意見が多くなっています。パタヤには、洪水問題やごみ処理問題など、もっと喫緊の問題があるのだから、こんな壮大な計画に取り組む前に、まずそれを先に解決するべきだという意見などが見られます。

報道されている概要は、上記の通りです。

パタヤ現地の視点で言うと、パタヤのモノレール計画は昔から計画自体はありましたが、過去のものは全く実現の見込みが立たない、俗に言う「オバケ計画」という印象の計画でした。この呼び方は「オバケ」のように、皆がいるいると言っているけど、実際にはいないという意味で俗に呼ばれているものです。

パタヤにはモノレールやトラムは勿論ありませんし、そもそも公共バスもありません。

かつてはバスを走らせようとして、その時にバス停も作られたのですが、乗り合いトラックのソンテウなどの反対があって中止となり、バス停にバスは来ることはなくなりました。今は、バス停は市民の日よけとして使われています。

今回はタイ高速鉄道と連動して、パタヤ駅からモノレールで結ぶ計画です。高速鉄道と連動した、新しくなったモノレール計画には、実現性は出てくるのか?
注目が集まりそうです。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーメディアとして、日本語版を配信しています。

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