2019年6月20日 PJA NEWS)

パタヤ)またビニールに絡み死んだ海亀!ゴミ問題深刻

一昨日の2019年6月18日の夜、パタヤ南部のロングビーチであるジョムティエンビーチのソイ19付近の海岸で、ビニールに絡んで死んでしまったウミガメが、また見つかりました。

パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsが伝えています。

死体が海岸で見つかったウミガメは絶滅危惧種の貴重なウミガメで、以下の写真のように、ビニール袋に絡まって死んでしまっていました。

(ジョムティエンで見つかった絶滅危惧種のウミガメの遺体
写真:The Pattaya News)

人間が捨てたビニールに絡まってしまって、泳げなくなってしまったのでしょう。
とても可哀そうな姿で亡くなっていました。

このようにウミガメが死んでいるのが発見されるのは、このエリアで最近の2週間で既に3件目と、非常に多くなっています。
プラスチックやビニールなどの問題が、パタヤでもいかに深刻な被害を与えているかがわかります。

今回の遺体が見つかったウミガメは絶滅危惧種に指定されて、保護されている種のウミガメでした。

(ジョムティエンから搬送されるウミガメの遺体
写真:The Pattaya News)

このようにパタヤでも、プラスチックやビニールなどによるゴミ問題は深刻になってしまっており、自然界の動植物への被害を与えてしまっています。何気なく捨てられたであろうビニール袋が、このようにウミガメを殺してしまっている現実があるのです。

こんなことを続けていれば、パタヤの魅力である貴重なビーチや海も、どんどんと破壊されていってしまいます。もちろん、人間自身の体への悪影響も大きくなってきています。

パタヤでも、自然を守りゴミ問題を防ぐために、自然環境に悪影響のあるゴミを出さない、そもそもゴミの量を減らしリサイクルを進めるといった取り組みが、政府、企業、個人ともに協力して実施する事が求められています。

私たち個人でも、まずは自分がポイ捨てをしない、ビニールなどの使う量を減らす、ゴミを清掃する活動や、ゴミをリサイクルする運動に協力するなど、パタヤの自然環境を守るために出来る取り組みからでも実施して、ゴミを減らしていかなければいけません。

このような活動に協力し成果を上げる企業が出れば、必ずや大きく称賛されるでしょう。
日本人としてはそのような取り組みの分野で、かつてゴミ問題にも取り組んできた歴史のある日本の企業などにも、活躍して欲しいものだと思います。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)

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