2019年9月5日 PJA NEWS)
パタヤ)中国向け違法カジノ摘発、毎日800万バーツを中国へ闇送金
昨日の2019年9月4日、パタヤのコンドミニアムで、中国向けに違法オンラインカジノを行っていた中国人達の拠点を、チョンブリ県警本部やイミグレーション警察などの合同捜査本部が摘発した以下のニュースに続報です。
パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsが伝えています。
速報:パタヤ)中国向け違法オンラインカジノ摘発、中国人19人を逮捕
https://pattayaja.com/2019/09/04/6145/
写真:The Pattaya News)
昨日の2019年9月4日の午前11時30分頃、パタヤのソイPhra Prapanimit 6にあるコンドミニアムの中の3部屋が、中国向けの違法なオンラインカジノの拠点として使われている所を、警察が摘発しました。
この捜査は、チョンブリ県警本部のNanthachart県警本部長、ノンプル警察署のChitdaecha捜査官、ツーリストポリス、イミグレーションポリスの合同捜査班により実施されたものです。
写真:The Pattaya News)
摘発された違法オンラインカジノ拠点では、中国人19人が違法就労で働いており、この全員を警察は逮捕しました。
この拠点からはラップトップパソコン10台以上、さらに携帯電話300台以上が使われており、警察が押収しました。
写真:The Pattaya News)
チョンブリ県警本部のNanthachart県警本部長は「容疑者らは中国人投資家にやとわれて、ここで違法なオンラインカジノを行っていました。容疑者はタイに入国する際に観光ビザで入国し、違法に就労していました。」「このオンラインカジノ拠点からは毎日、800万バーツがタイから中国へ闇で送金されていました。この19人は、月額4万バーツの報酬で雇われていました。」と語っています。
写真:The Pattaya News)
タイ警察では現在、この中国人19人を違法就労容疑で訴追した上で、拠点についてのさらなる捜査を進めています。
パタヤでは日本人振り込め詐欺拠点も摘発、15人を逮捕
パタヤでは外国人の犯罪グループにより、外国向けの詐欺拠点が作られるケースが多くあります。
これを受けて警察では海外向けの詐欺拠点の摘発にも注力してくれています。
日本向けにも、今年の3月末に日本への振り込め詐欺の拠点がパタヤで摘発され、以下の15人が逮捕されており、現在日本とタイの警察に捜査が行われている事は多くの日本人がご存知です。
Pattaya Online NewsのFacebook投稿写真より)
日本を含めて、このような被害を食い止め犯行グループを逮捕し処罰するために、タイ警察でも取り組みが実施されています。
尚、この日本向け詐欺拠点の賃貸契約をしていた人物として、詐欺容疑で逮捕された陣内大和容疑者ですが、以下の過去記事の後、年齢は29歳だったという事がわかっています。その旨を記載します。
タイ)パタヤ振り込め詐欺、賃貸契約者の陣内大和(39)を逮捕!(動画付き)
https://pattayaja.com/2019/08/24/5981/
日テレNEWS24)タイ振り込め詐欺 新たに日本人の男逮捕
※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。
The Pattaya News(英語版)
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