2019年9月7日 PJA NEWS)
パタヤ)警官が男に発砲し死傷 遺族が捜査要請(動画付き)
昨日の2019年9月7日未明、パタヤ北部のナクルアのホテルの前で、35歳のシェフの男に警官が拳銃で2発を発砲しました。男は銃弾により死亡しました。これについて発砲した警官は正当防衛を主張していますが、死亡した男の遺族は捜査を要請しています。
パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsが伝えています。
写真:The Pattaya News)
昨日の2019年9月7日未明の午前2時頃、パタヤ北部のナクルアのウォンマット通りにあるホテルの前で事件があると通報があり、パタヤ警察署からはAris Puangsai捜査官が救急隊とともに現場に急行しました。
現場に到着すると、捜査官は35歳のタイ人の男で、このホテルでシェフをしていたPrajakchai Siriwet氏が銃で撃たれて死んでいるのを発見しました。その折の模様が上記の写真です。
写真:The Pattaya News)
ホテルの従業員などによると、銃撃を受けたPrajakchai氏はホテルのシェフをしており、給料の問題で口論となっていました。
昨日の深夜もホテルのオフィスへ行って口論となり、エスカレートしてPrajakchaiは鋭い金属の武器まで持っていたため、オフィスのスタッフは巡回中のパタヤ警察署の警察官も呼んで対応をしていました。
そして警察官によると、Prajakchai氏には落ち着くように言ったところ、一度は武器を降ろしましたが、再び武器を持って警官に襲い掛かろうとしてきたということです。
警察官はPrajakchai氏の頭部などに拳銃二発を発砲、命中しPrajakchai氏は死亡しました。
上記写真は、その二発の発砲が行われた現場検証の様子です。
写真:The Pattaya News)
このような経緯から、このSamという警察官は正当防衛を主張しています。しかしながら警察では、より詳しく事実関係の捜査をする方針を語っています。
以下は、本ニュースを伝えるThe Pattaya Newsのニュース動画(英語版)です。
この事件について、死亡した男の遺族はメディアに対して、男が警官に襲い掛かったとは信じられないと語っています。
遺族は、現場の周囲には監視カメラも多数あるだろうから、それをきちんと調べ開示する事も含めて、事実関係の捜査を警察に求めています。
写真:The Pattaya News)
以下は、警察に真相究明を求める男の遺族のニュース動画です。
※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。
The Pattaya News(英語版)
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