2019年9月19日 PJA NEWS)
タイ)出入国カードを廃止へ!TM30は簡易アプリに(ニュース動画付き)
2019年9月17日、タイの首相府の担当官は、現在タイに出入国する外国人に義務付けられている出入国カード(TM6)を廃止する事を発表しました。
パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsがニュース動画で伝えています。
同ニュースでは、現在外国人を宿泊させた場合に24時間以内にオーナーが報告を行う事を義務付けており、多くの外国人から不評が出ているTM30についても、報告をアプリで簡易にできるよう開発しており、まもなく利用できるようになる見込みだと、タイメディアのKaosod Englishのニュースを元に報じています。
出入国カードのTM6については、2017年にタイ国民は記入不要となりましたが、外国人は引き続き必要とされていました。
The Pattaya Newsより)
それが今回、外国人も含めて不要になり、イミグレーションも同業務を行う必要がなくなります。
イミグレーションでは巨大な倉庫2か所にTM6の出入国カードの記入用紙を用意していましたが、これが実際にイミグレーションの業務で使われる事はほとんどなくなっていました。
この現状を受けて、外国人の出入国カードの廃止が決定されました。
また、タイ首相府の同担当官は、タイに滞在する外国人が居住地を90日ごとに報告する「90日レポート」についても、TM30の報告を簡易にできるアプリと合わせて、アプリ上で実施できるようにして開発しており、まもなく発表され利用できるようになる見込みである事を発表しました。
報道されている概要は上記の通りです。
外国人としては、実質上利用される事もほぼなくなっていた出入国カードの記入の手間から解放されるのも嬉しいニュースですし、不動産賃貸をしていると、入居者が入るたびに24時間以内に報告しなければいけないTM30が簡易に出来るようになるのも、嬉しいニュースですね。
このTM30の報告のため、パタヤでも地元のイミグレーションのオフィスは常に込み合っており、報告のためのオフィスでの待ち時間も長く、大きな手間となっています。
※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。
The Pattaya News(英語版)
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