2019年9月25日 PJA NEWS)
タイ)日本政府、マハーサラカーム県の学校校舎等を支援
日本政府は”草の根・人間の安全保障無償資金協力”により、タイのマハーサラカーム県バーンムアンキーレックヤーナーン学校における校舎整備計画に総額2,75万7,900バーツの支援を決定しました。
昨日の2019年9月24日、在タイ日本国大使館において、佐渡島志郎大使と同校のジャムノン・アッパパイ学校長との間で署名式が執り行われました。
写真:在タイ日本国大使館)
今回支援をする学校は、タイ東北部のマハーサラカーム県ボーラブー郡にあり、幼稚園2学年と小学校6学年の計8学年の教育を行っています。現在、生徒125名と教員及び学校職員計11名が在籍しています。
この学校には8学年に対し、普通教室がわずか5教室しかなく、不足分は保健室、図書室、コンピューター室を普通教室として代用せざるを得ない状況です。また、使用している机や椅子には、破損している物や児童の体格に合わない物も多くあります。
更に、給食調理と生徒達の食堂、学校行事に使用している1980年築の多目的広場は、長期間の利用と当該地域の高濃度塩分土壌の影響で、広場を覆う屋根の柱が腐食し、倒壊の恐れがあります。
このような状況を受け、日本政府は同学校に、普通教室3教室からなる校舎1棟と、多目的広場1棟を整備する、「草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援」を決定しました。この日本政府の支援により、学校環境が改善され、教育の質の向上が期待されています。
日本人として、日本がタイの学校教育で貢献できる事は、とても嬉しいニュースですね。
日本政府は今後も、人間の安全保障のための取り組みを支援していく事を発表しています。
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