2019年10月27日 PJA NEWS)

文春報道受け菅原経産相辞任、安倍首相陳謝。緊迫の張り込み現場

一昨日の2019年10月25日、公職選挙法違反の違法行為を行っていたと週刊文春が報じていた日本の菅原経産相が辞表を提出し、経産相を辞任、安倍首相も陳謝しました。

これについて、日本のANN NEWSは次のように伝えています。

菅原一秀経済産業大臣が辞表を提出しました。安倍総理大臣は「任命責任は私にある」と陳謝しました。

安倍総理大臣:「任命責任は私にあり、こうした事態になってしまったことに対し、国民の皆様に深くおわび申し上げます」
辞表を提出した菅原一秀経産大臣:「ただいま安倍総理に辞表を提出して参りました。現在、私の地元の政治活動に関しまして様々な報道がされていますが、きょうから各委員会も本格化して動き出すなかで国会が停滞する、法案審議ができないのは私の本意ではない」

菅原大臣は先週、秘書が地元の有権者に2万円の香典を渡した疑いが週刊文春に報じられていました。後任の大臣には、梶山元地方創生担当大臣を充てることが決まりました。菅原大臣の辞任を受け、立憲民主党の安住国対委員長は「安倍総理の責任は重い」として、国会で安倍総理の任命責任を追及したい考えです。

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

この辞表に至る経緯について、時事通信は昨日、次のように伝えています。

時事通信)問われる安倍首相の任命責任=経産相辞任、菅官房長官の求心力に影響も (2019年10月26日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102501247

菅原氏をめぐる疑惑を最初に報じたのは、10日発売の週刊文春。菅原氏が自身の選挙区でメロンやカニを配っていたと指摘。野党は公職選挙法が禁じる寄付行為に当たる可能性があるとして国会で追及した。この時点で政府高官は「記事の内容は10年以上も前の話だ」として、「時効」を盾に擁護する姿勢を示していた。
 潮目が変わったのは23日だ。週刊文春(電子版)が続報で、菅原氏の公設秘書が今月17日に地元選挙区での通夜で2万円の香典を渡したとの記事を掲載したのだ。
 事実なら「時効」で逃げ切るのは難しく、菅氏が24日に菅原氏から事情を聴取。与党内では既に「守り切れない」との声が広がっており、政権は「更迭」を決断せざるを得なかった。

この菅原前経産相の秘書のA氏が、香典を渡している証拠を押さえるために、週刊文春取材班は現場の張り込みを実施していました。文春取材班の、見事なヒットというべきスクープですね。

この現場の緊張が伝わる記事や動画映像の両方を、週刊文春では以下で配信しています。
以下から見れますので、ぜひ、どのような努力からスクープが生み出されるのか、御覧になって下さい。
雑誌の購入だけでなく、ネットでも以下のリンクから簡単に購入、入会して視聴できます。

週刊文春)菅原一秀経産相辞任 「週刊文春」記者が目撃した香典手渡しの決定的瞬間(2019年10月25日)
https://bunshun.jp/articles/-/14989

動画版)菅原一秀経産相「有権者買収」撮った《完全版》
https://www.nicovideo.jp/watch/1571759943

(週刊文春 2019年10月31日号 中吊り)

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