2019年11月6日 PJA NEWS)
続報:パタヤの囚人脱走、米人囚人を含む3人を確保!米人自殺
以下の、2019年11月4日午後3時30分頃に、パタヤの裁判所で、刑務所から連行された囚人3人が仲間の助けをかりて、拳銃を所持し武装して、ピックアップトラックで逃走した事件に続報です。
PJA NEWS)続報:シラチャ)囚人脱走、メディアでも情報錯綜!落ち着いて注意を(2019年11月6日)
https://pattayaja.com/2019/11/06/7459/
昨日、PJA NEWSはパタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsと共に、逃走中の3人が脱走に使ったピックアップトラックが昨日の2019年11月5日の午後にシラチャ地区で発見され、3人のうちのタイ人の2人が逮捕されたと報じましたが、その後の調べで、この二人は真犯人が逃走するための時間を稼ぐために、犯人のフリをしていた事がわかりました。
このために、情報が錯綜していました。
実際には3人は逃走を続けており、シラチャからタイのサケオ県のカンボジア国境近くに向かっていました。
前回のPJA NEWS記事でご紹介した通り、タイメディアのEjarnニュースが本日の2019年11月6日未明の記事で、逃走中の3人のうちの1人、31歳タイ人女Sirinapha Wisetrit容疑者がタイのサケオ県のカンボジア国境まで約30㎞の場所で、仲間の男1人とともに逮捕されたと報じていましたが、警察が確認した所、これも同容疑者ではありませんでした。
実際の逃走中の囚人3人は、サケオ県のカンボジア国境近くにまで移動しており、本日の2019年11月6日の先ほど、脱走した囚人の3人はついに警察に追い詰められ、3人のうちの41歳タイ人男Noi Ton Nintet容疑者が、国境近くの茂みで警察に降伏するようにして逮捕されました。
以下の通り、複数のタイメディアが顔写真と比較できるようにしながら報じています。
(41歳タイ人男Noi Ton Nintet容疑者
画像はタイメディアOne 31より
The Pattaya News報道)
(41歳タイ人男Noi Ton Nintet容疑者
画像:タイメディアEjarn Newsより
The Pattaya News報道)
逮捕された人間の顔が鮮明に映っているのが、以下の写真です。
今回は本物でしょう。
(41歳タイ人男Noi Ton Nintet容疑者)
また、逃亡していた残り二人の、39歳の米人男Bart Allen Helmusと、その妻の31歳タイ人女Sirinapha Wisetritも、カンボジア国境のすぐの茂みで警察に追い詰められ、ついに確保されました。
警察が近づいたのを知った二人は、米人男のBartが所持していた拳銃で自殺を図り、瀕死の重傷を負いました。
以下に、現場の模様を伝える写真を掲載します。
(サケオ県のカンボジア国境付近で確保された2囚人
写真:The Pattaya News)
(サケオ県のカンボジア国境付近で確保された2囚人
写真:The Pattaya News)
拳銃自殺を図った直後のため、PJA NEWSでは顔などが映っている写真は掲載を控えます。
囚人の39歳米人男Bart Allen Helmusが自殺未遂に使用した拳銃は、以下のものです。
(39歳米人男Bart Allen Helmusが自殺未遂に使用した拳銃
写真:The Pattaya News)
以下写真は、39歳米人男Bart Allen Helmusと、妻の31歳タイ人女Sirinapha Wisetritの身柄が移送されている所の写真です。
(サケオ県で2囚人が移送される様子
写真:The Pattaya News)
このようにして、今度こそ本物と思われる3囚人が追い詰められ、身柄が確保されました。
一昨日の2019年11月4日午後3時30分頃の事件発生から、多くの人に恐怖を与えてきた、武装した凶悪犯の3人の囚人脱走事件は、これでようやく解決となる見込みです。
最後に、本事件については邦人の危険回避のためにも、多くの方に注意喚起の情報共有に御協力を頂きました。
結果として、日本人街のシラチャ地区で逃走車が乗り捨てられている中でも、邦人も含めて一般の住民の方が被害に巻き込まれることはなく、3囚人の身柄は確保された見込みです。
御協力いただいた皆様に、心から御礼を申し上げます。
2019年11月7日 追記
以下に続報を掲載しました。
PJA NEWS)続報:パタヤ)3囚人脱走を幇助容疑!20歳タイ人男を逮捕(動画ニュース付き)
https://pattayaja.com/2019/11/07/7489/
※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。
本ニュースの元記事のタイ語版、英語版等は、以下でご覧下さい。
The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)
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