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パタヤ)Grabドライバー150人以上がストライキ!待遇改善求め





2019年11月19日 PJA NEWS)

パタヤ)Grabドライバー150人以上がストライキ!待遇改善求め

昨日の11月18日の午後、パタヤのサウスパタヤ通りとスクンビット通りの交差点にある大型スーパー「BigCサウスパタヤ店」の駐車場に、Grabのタクシードライバー150人以上が集まって集会を開き、待遇改善を求めてストライキをしました。

パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsが伝えています。

(ストライキをする、集会に集まったGrabのタクシードライバーたち
写真:The Pattaya News)

昨日の2019年11月18日の午後、パタヤの大型スーパーの「BigCサウスパタヤ店」の駐車場に、Grabのタクシードライバー150人以上が集まり集会を開きました。参加者は上記の写真の通り、多くの人がGrabの制服を着て参加していました。

ドライバーたちは口々に、Grabからのドライバーへの支払いが少なすぎる、待遇が悪すぎると不満を語っており、集会ではストライキが決定されました。

ストライキにより、Grabのドライバーたちは、Grab社がきちんとした回答と対応をしない限り、Grabの配達を行わないとしています。

ストライキをするドライバーを代表している44歳のタイ人男性、Sanoh EngsengさんはThe Pattaya Newsの取材に、最近もGrabはポリシーを変更し、安い料金を提示するために、ドライバーへの支払いを酷く減らしていると語りました。以前は一回の配達でドライバーには55バーツが支払われていましたが、ポリシーが変更されると35バーツと、ほぼ半額に減らされたということです。

(ストライキをする、集会に集まったGrabのタクシードライバーたち
写真:The Pattaya News)

集会の他の参加者たちは、Grabの運送には、保険もなくドライバーの自己責任とされているし、ガソリン代すらもGrabは出さず、ドライバーが負担するとなっており、酷い条件だと語っています。

またドライバーたちは、パタヤでもGrabは配達可能エリアを拡大し、パタヤ南部のナ・ジョムティエンや、パタヤの線路の東側で「ダークサイド」と呼ばれるエリアまで拡大しているのに、それによる追加の費用の支払いもされず、さらに長時間労働になっても何ら追加支払いがないと訴えています。

報道の時点までに、Grab社から報道への正式な回答はありません。

しかしながらストライキをしているドライバーの一部は、Grab社は今後ドライバーたちと交渉のテーブルにつく意向を語ったと話しています。

報道されている概要は、上記の通りです。

異常な安さと、それによる手軽さで、タイで急速に拡大するGrabサービス。

食事を配達してくれるGrab Foodなどもよく目にします。しかし、この安さのためにドライバーをここまで酷い労働条件にしていたら、ストライキのリスクももちろんですが、ドライバーによる犯罪リスクなども高まりそうで、安心できない状況にあります。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

本ニュースの元記事のタイ語版、英語版等は、以下でご覧下さい。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)

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