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注意)タイ大気汚染、パタヤ、シラチャ、バンコクなど広範囲で深刻な状況





2020年1月11日 PJA NEWS)

注意)タイ大気汚染、パタヤ、シラチャ、バンコクなど広範囲で深刻な状況

以下の前回記事で報じているタイの大気汚染に続報です。

PJA NEWS)注意)タイ大気汚染がさらに悪化、広範囲で パタヤでも汚染スモッグ (2020年1月9日)
https://pattayaja.com/2020/01/09/8201/

昨日の2020年1月10日には数値がさらに悪化し、深刻な状況が続いています。

NNT(タイ国家広報ニュース局)が昨日の2020年1月10日に次のように報じています。

NNT)PM2.5 levels in greater Bangkok increase (2020年1月10日)
NNT)PM2.5の値がバンコクで悪化

https://thainews.prd.go.th/en/news/detail/TCATG200110153907557

昨日の2020年1月10日の朝、バンコクのほぼ全域にあたる、50か所の計測地点で、PM2.5の値は安全とされる50㎍/㎥(マイクログラム、立方メートルあたり)を超えました。PM2.5の計測値は42~109㎍/立方メートルとなり、数値はさらに悪化し、100㎍/㎥を超えた場所も現れています。

当局は市民に、PM2.5に対応したマスクを装着すること、屋外での行動はできるだけ避けること、大気汚染の最新の情報を集める事につとめ、冷静に対応をするよう呼びかけています。

タイ大手英字メディアのBangkok Postも昨日の2020年1月10日の昼に、汚染スモッグに覆われているバンコクの様子を伝えています。

Bangkok Post)Thick smog over greater Bangkok (2020年1月10日)
Bangkok Post)バンコク全域が、厚い汚染スモッグに覆われる
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/1832804/thick-smog-over-greater-bangkok

レムチャバンのPM2.5指数が144に! パタヤ、シラチャも深刻

大気汚染はバンコク全域は勿論、パタヤやシラチャでも深刻となっています。

本記事執筆時点の2020年1月11日午後3時過ぎの時点でも、以下のサイトでPM2.5の指数を見ると、バンコクは最大で169と高く、バンコク全域で高くなっています。

加えてパタヤやシラチャに近いレムチャバンの測定値が144と非常に高くなっており、バンコクなど広範囲で深刻な状況が続いているのがわかります。

タイの大気汚染:リアルタイム気質指数ビジュアルマップ
http://aqicn.org/map/thailand/jp/

(画像は上記サイトより
画面右下の144がレムチャバンのPM2.5指数の測定値)

特に子供や妊婦、老人の方はご注意を!外出を減らし、外出の折はPM2.5対応マスクを

このPM2.5は特に子供さんや妊婦の方、ご老人の方などに危険なものです。

既報の通りバンコクでも警告もされており、できるだけ不要な外出を避け、外出の折はPM2.5の吸引を防ぐことができるマスクをつけるなど、出来る限り対策をされてください。

パタヤでも現在、汚染スモッグに覆われる中でせき込む人が多くなっている事など、心配する声も多く上がっています。

PJA NEWSでは以下に注意喚起を掲載しますので、大気汚染の影響を受けないようご注意下さい。

大気汚染による健康被害の注意

PM2.5を含む汚染スモッグの空気が、タイで公害として深刻化しています。
この空気を吸い込んでいると、PM2.5は呼吸器の奥の肺胞などに容易に入ってしまいます。

人間の体内に入った場合、粒子の大きい花粉など7μm以上の粒子状の物質は、咳やくしゃみにより体外に排出されますが、一般的に2μm以下の粒子状の物質の3割~6割は肺の最深部にまで入り込み、細気管支や肺胞に沈着します。こうなると、まず体外に排出されることはありません。

このように体内に沈着してしまうことから、長期間にわたり呼吸器が深刻な被害を受けてしまいます。
考えられる具体的なリスクとしては、特に呼吸器系の肺がんやぜんそく、気管支炎などのリスクが高まります。

特に体の小さい子供さんや、妊娠中で胎児のおられる女性の方などは、子供や胎児など体が小さい方がPM2.5による影響も受けやすく、かつ体内への沈着により影響を長期間受けてしまうので、より注意が必要です。

汚染スモッグの酷い折は、外にいる時はマスクの着用などが必要ですが、通常のマスクでは超微粒子のPM2.5は防げません。
N95マスク(*1)や、日本のDS1(*2)のように、PM2.5を防ぐことができるマスクを着用される事が必要です。

*1:米国の規格に基づきNIOSH(米国労働安全衛生研究所)が定めた規格。
*2:日本の厚生労働省が定めた規格。DS1やDS2などの種類がある
DS1は日本の規格のため、タイでPM2.5対応マスクを購入の際は「N95マスク」と言われる方が、伝わりやすいです。

PJAでも、会員の方でお子様や妊婦の方がおられるご家族の方などで希望者の方に、在庫限りですがPM2.5対応マスクのプレゼントなどをしています。

また、PM2.5対応マスクなどを会員の子供たちに寄付してくださる法人、個人の方なども募集しています。
御連絡は、PJA事務局にお願いいたします。

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PJA NEWS)タイ)東京建物、暴力団関係者の重要関与先に巨額資金供与か? (2020年1月7日)
https://pattayaja.com/2020/01/07/8149/

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