2020年1月29日 PJA NEWS)
バンコク)日本人観光客を狙う！偽パイロットのパキスタン人逮捕(動画付き)
昨日の2020年1月28日、タイのバンコクで日本人観光客に「シンガポール航空のパイロットだ」と嘘をついて、ATMで現金が引き出せないとして嘆願し、3万バーツを騙し取った容疑で、29歳のパキスタン人の男がバンコク近郊のサムットプラカーンで逮捕されました。
タイニュースを日本語で伝えているタイランドハイパーリンクスが次のように伝えています。
タイランドハイパーリンクス)標的はバンコクの日本人観光客！パイロットを名乗るパキスタン人詐欺師を逮捕 (2020年1月29日)
https://www.thaich.net/news/20200129bw.htm
各報道によると容疑者はバンコク・セントラルワールドで2019年11月、日本語で日本人旅行者に自らはシンガポール航空のパイロットであると偽って近づき、ATMのエラーで現金が引き出せないと語りました。そして容疑者は日本人旅行者に、後に銀行口座に振り込むのでお金を貸して欲しいと嘘のお願いをし、3万バーツを騙し取りました。なお日本人旅行者は容疑者から連絡用にメールアドレスと住所を渡されましたが全て嘘で、連絡が取れず警察に被害届を提出したとのことです。
容疑者はこれまで18回以上タイを出入国しており、パイロットやインド料理店の経営者であると偽って、スワンナプーム空港やショッピングセンターで、日本語を使って日本人をターゲットに犯行を繰り返していたことを認めています。なお日本人被害者の殆どが短期滞在の旅行者だったため、警察に被害届を提出していませんでした。
日本人旅行者は、なかなかタイの警察に被害届を出さない事から、日本人を狙った卑劣な犯行の犯人が逮捕されました。
尚、タイ在住の日本人の視点で見ると、日本人は本事件のような旅行者に限らず日本人居住者も、被害届などを出しにくい、外国人でタイでの人脈もなさそう、騙されやすそう、日本人ならお金持ちそうなどといった理由から、さまざまな犯罪で狙われやすい傾向があります。
そのような現状の中で日本人も安心して暮らせるようにするため、日ごろからきちんと取り組みをしておくことが重要です。
PJAでもタイの主にパタヤやシラチャなどのチョンブリ県、バンコクなどで、PJA会員の日本人の方がきちんと正当な保護がされ、日本人も安心して暮らせるように取り組みをしていますが、これは基本的にPJAの会員の方を対象として実施しています。
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