2020年3月6日 PJA NEWS)

日本政府、タイ・シーサケット県の校舎建設計画を支援

日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力により「シーサケット県バーンホンワーリー学校における校舎建設計画」にかかる総額2,655,000バーツの支援を行いました。

2020年2月26日、バーンホンワーリー学校において本件の引き渡し式典が執り行われ、シーサケット県のサムルアイ・ゲードグン副県知事、バーンホンワーリー学校のタナソンポーン・マノーラット校長、そして、在タイ日本国大使館から川村博司次席公使他、関係者が出席しました。

バーンホンワーリー学校はタイ東北部のシーサケット県ムアンチャン郡ターコーン区に位置し、幼児教育及び初等教育課程(計8学年)を提供する小規模公立学校で、現在、生徒71名と教師及び職員10名が在籍しています。

同校の校舎3棟のうち1棟は、築40年の2階建て7教室で、例年発生している洪水によって浸水被害を受けていることに加え、シロアリ被害も受けていることから老朽化が進んでおり、通常であれば安全確保のために同校舎を閉鎖・解体する必要がある状態でした。しかし、教室不足のため、その古い校舎も、倒壊の危険性があるなか小学1~5年生の教室として使用されており、学生は危険と隣り合わせで授業を受けざるを得ない状況でした。

このような状況を改善して、生徒と教師の安全を確保するために、日本政府は新たに校舎1棟(4教室)及び必要な教室備品を整備することで、適切な教育環境が整うことになると判断し、草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援を行いました。本支援により、生徒たちにとって適切な教育環境へのアクセスが可能になることが期待できます。

日本政府は、このような安全保障のための取り組みを支援しています。

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