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タイ政府、日本含む対象国からの入国者に無料新型コロナ検査(条件あり)





2020年3月10日 PJA NEWS)

タイ政府、日本含む対象国からの入国者に無料新型コロナ検査(条件あり)

タイでも影響が甚大となっている新型コロナについて、続報です。

タイのNNT(タイ国家報道局)は、日本を含む9ヵ国2地域の対象国や地域からタイに入国した直後の人について、一定の条件を満たす場合、タイ政府により近隣の病院で無料で武漢発の新型コロナCOVID-19の検査が受けられるようにされた事を伝えています。

NNTの報道発表を元に、パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsが伝えています。

(病院のイメージ
写真:The Pattaya News)

NNTの報道発表によると、タイ政府に設置された武漢発の新型コロナCOVID-19のデータセンターのThanom Ornketpol報道官は、新型コロナの検査の対象国の9ヵ国2地域からタイに入国したばかりで、かつ発熱や喉の痛み、息苦しさなどの症状があるなど一定の条件を満たす人は、タイ国内で1422の専用ホットラインを通じて無料で新型コロナの検査が受けられる事を伝えています。これはタイ人も外国人も対象としています。

このような症状がある場合、自宅などに待機し安静にするよう求められています。

その上で、自宅など待機している場所に、医療用の防護服などを来た担当官が迎えに行き、近隣の指定の病院へ搬送して検査し、その後自宅などへ帰宅するという手続きを行います。

条件を満たす場合、この検査や搬送は全て無料です。

尚、条件を満たさない場合でも検査を有料で受ける事ができ、その場合は病院によって3000~10000バーツ程度の費用で検査を受ける事ができます。

対象となる9ヵ国2地域はタイ保健省により指定されており、日本、ドイツ、韓国、中国、台湾、フランス、シンガポール、イタリア、イランの9ヵ国、及び香港、マカオの2地域です。

報道されている概要は上記の通りです。

この無料検査の対象国の9ヵ国と2地域の対象定義は、以下のPJA NEWS過去記事のように現在行われ始めている検疫や隔離義務などの他の定義とは関係ないと伝えられています。

しかしながら、このような定義や対応も随時状況により変更される可能性があるため、正確な最新の情報を得て、冷静に対応をする事が必要です。

PJA NEWS)続報:タイ)韓国からの帰国者の一部に検疫と14日隔離実施
https://pattayaja.com/2020/03/09/9105/

以下は2020年3月8日未明、スワンナプーム国際空港より移送されセタヒップのタイ海軍の隔離施設で行われた、韓国の帰国者の一部への強制検疫等の様子。写真はThePattayaNews提供。

(2020年3月8日未明
セタヒップのタイ海軍の隔離施設での検疫の様子
写真:ThePattayaNewsより)

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

本ニュースの元記事のタイ語版、英語版等は、以下でご覧下さい。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)

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