2020年3月11日 PJA NEWS)
タイ)新型コロナ対策、入国時に滞在国の申告、携帯電話番号等も
タイでも影響が拡大している、武漢発の新型コロナについて続報です。
昨日の2020年3月10日、タイのイミグレーション警察のCherngron Rimpadee副報道官は、タイに入国する全員に最近の滞在国の報告を求める事を義務化する方針を語りました。
タイのNNT(タイ国家報道局)が報じており、パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsも、NNTの報道を元に報じています。
The Pattaya News)Thai Immigration now requires foreigners to list all countries recently visited as Covid19 concerns continue
The Pattaya News)イミグレーションが、新型コロナの対策で、入国する外国人に訪問国の報告を求める
https://thepattayanews.com/2020/03/10/thai-immigration-now-requires-foreigners-to-list-all-countries-recently-visited-as-covid19-concerns-continue/
(除菌清掃を行う様子
写真:The Phuket News)
これまでのタイに外国人が入国する際の申告フォーム「Arrival Card(入国カード)」には、居住地や滞在先などの基本的な情報しか書かれていませんでした。
しかし今月の3月5日にタイ保健省がタイ感染症法に基づき、危険感染症地域に韓国、中国(香港、マカオを含む)、イタリア、イランを指定する発表しました。そして現在、危険感染症地域に指定されている韓国からは、違法就労を含めて就労していたタイ人が数千人単位で新型コロナ問題を避けて帰国している最中にあり、タイ政府は対応を進めています。
またタイ政府は、上記とは別の定義の危険地域から入国したばかりで、症状などで一定の条件を満たす場合は、無料で新型コロナの検査を受けられる制度を開始しています。
PJA NEWS)タイ政府、日本含む対象国からの入国者に無料新型コロナ検査(条件あり)
https://pattayaja.com/2020/03/10/9142/
また、本日の2020年3月11日、タイの大手英字メディアのBangkok Postは以下の記事で、タイのDDC(The Department of Disease Control 、疾病予防局)はタイ入国者が、タイ入国後の14日間に追跡できるよう携帯電話番号やE-Mailなどの個人の連絡先を、入国時のイミグレーションのTM8から情報を得てデータベースに保持する予定を報じています。
Bangkok Post)Inbound arrivals face mandatory measures (2020年3月11日)
Bangkok Post)タイ入国者に申告義務
https://www.bangkokpost.com/business/1875989/inbound-arrivals-face-mandatory-measures
これは明日の2020年3月12日から開始される予定です。
タイに入国する外国人は、海外のSIMカードをそのままローミングで使う事もできるし、インターネットが使い放題のタイの旅行者向けSIMカードを49バーツで買う事もできます。
※2020年3月11日追記)
タイ入国時の健康質問書のフォームについて以下に掲載しました。
タイ)入国時の新型コロナのT8(健康質問書)フォーム等(DL用URL紹介)
https://pattayaja.com/2020/03/11/9171/
(2020年3月2日夜9時30分頃
閑散とするスワンナプーム国際空港
写真:PJA NEWS読者)
※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。
本ニュースの元記事のタイ語版、英語版等は、以下でご覧下さい。
The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)
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