2020年3月24日 PJA NEWS)
南シナ海、フィリピン海で、米海軍第七艦隊等が演習(動画付き)
米海軍第七艦隊は現在、主力の攻撃打撃群が前回記事の以下写真の南シナ海で演習を実施し、その後はフィリピン海に移動しています。
中国南部海域を航行する米海軍第七艦隊の攻撃打撃群
写真:米海軍太平洋艦隊)
この南シナ海、フィリピン海で、今月頭まで行われていたタイでの軍事演習「コブラゴールド2020」で、タイのパタヤにも来てくれていた米海軍第七艦隊のUSS America、USS Green Bay、USS Blue Ridgeなども参加し活躍しています。
PJA NEWSでは、以下にその模様を写真や動画などでお伝えします。
以下は、南シナ海での演習の模様です。
南シナ海での演習にて
米海軍第七艦隊の実質空母USS America(右手前)
原子力空母Theodore Roosevelt(中央奥)
ドック型輸送揚陸艦Green Bay(左)
写真:米海軍広報官Nicholas V. Huynh)
USS America(LHA-6)甲板上にて
MH-60S(Sea Hawk)
写真:米海軍広報官Nicholas V. Huynh)
南シナ海での演習で
航行するUSS America(LHA-6)
写真:米海軍Audrey M. C. Rampton)
南シナ海での演習で
USS America(LHA-6)甲板上のF-35B(Lightning)
写真:米海軍Audrey M. C. Rampton)
そして以下は南シナ海の演習で、米海軍第七艦隊の原子力空母USS Theodore Roosevelt(CVN71)からF/A-18(Super Hornet)が発艦する動画です。
USS Theodore Rooseveltは原子力空母ですから、甲板上の滑走路も長く、主に米海軍のF/A-18(Super Hornet)が搭載されています。
最新艦の実質空母の強襲揚陸艦であるUSS AmericaでのF-35Bの以下の離着陸と比べると、滑走路を使うUSS Theodore RooseveltでのF/A-18(Super Hornet)の離着陸は必要な滑走路距離が長くなりますが、その代わり燃費効率が良く、飛行機の航続距離もかなり上昇するというメリットなどがあります。
タイ)米軍F35B、コブラゴールドでUSS Americaへの着艦の動画!
https://pattayaja.com/2020/03/07/9049/
以下は、フィリピン海でのUSS Theodore RooseveltとB-52、F-15Cなどの演習の写真です。
中央右艦船は第七艦隊の原子力空母USS Theodore Roosevelt(CVN71)
中央艦船はUSS Bunker Hill(CG 52)
上空の中央下はB52(グアムのAndersen空軍基地所属)
上空の左下はF-15C Eagles(日本の在日米軍嘉手納基地所属
写真:米海軍太平洋艦隊)
また、南シナ海にはPJA NEWSでも以下の過去記事でご紹介した、米海軍太平洋艦隊でも最新のミサイル艦であるインディペンデンス級沿海域戦闘艦、USS Gabrielle Giffordsも派遣されパトロールをし活躍しています。
南シナ海をパトロール航行する
米海軍第七艦隊
USS Gabrielle Giffords(LCS10)
写真:米海軍太平洋艦隊)
PJA NEWS)米海軍、対中国の新型ミサイル艦をインド太平洋方面へ配備(2019年9月6日)
https://pattayaja.com/2019/09/06/6187/
中国が現在、軍事力を元に覇権を広げようとしているアジアにおいて、米海軍は南シナ海、フィリピン海でも演習を行い、軍事力と影響力を維持・向上し、国防のために尽力しています。
タイ情報で、にほんブログ村ランキングに参加中! 見ていただいた記事には、是非以下にクリックをお願いします。